理容師カフェ‐小さな理容室の販促物語‐

家族経営の理容室が日々、行なっているちょっとした宣伝事例を情報共有します。

ビューティーワールドジャパンに行って来た

昨日は東京・ビックサイトで開催されているビューティワールドジャパンを取材した。

「7万人のクチコミが語る、繁盛店のお店作り!」と題したセミナーを受講するためだ。

美容室やエステ、ヒーリングサロンをインターネット上で約2000店舗紹介しているアイスポット。

この運営元である(株)サイバースターの岩崎氏と田中氏が講師をつとめた。


第一部のテーマは繁盛店のウエブ戦略としており。岩崎氏は「ポイントは3点」と話す。

そのポイントとはPPC(ペイパークリック)広告、SEO対策(検索最適化)、コンテンツの充実と管理、としている。

PPC広告とは、キーワード検索を行なった際に連動して打ち出される広告手法で、

重要なのは、登録するキーワード。

ビッグキーワード(有名な言葉)はライバルが多く、費用も高額となる。

そこで、繁盛店としてはニッチ(すきま)なキーワードを考える事で、活路が見出されるのだ。

「地域名と業態を組み合わせるだけでも、ライバルも費用も少なくなる」と岩崎氏。

また、「SEO対策としては、タイトルタグは全部のページに行ない、

リンク先の表示はキーワードすべてを含む形にすると効果的」とも話す。

さらに、コンテンツを充実させる事でSEO的効果も高まると言う。

「どちらにしても、繁盛店はウエブを使いこなしているのが現状」。岩崎氏はそのように語る。


第二部では良いサロンのエッセンスと題して、田中氏が繁盛店に共通した事柄を述べる。

アイスポットではクチコミ掲示板として、来店客が意見を書き込めるスペースがあるが、

当然、そこにはクレームも存在する。

「人のふり見て、我がふり直せではないが、クレームから改善箇所を見てみる事も必要」として、

掲示板に実際に書かれたクレームを例えに出して、その対処方法を解説すると

最後に田中氏は「クレームに対しては、素早く誠意をもってレスポンスを行なう事が重要」とアドバイスを送った。


ウエブ戦略と言っても、最終的には使い手次第。

パソコンスキルよりも、多くのお客さまに見てもらいたい、もしくは情報を発信したい、

お客さまからの意見に対して真摯に受け答えると言った姿勢が、

ウエブ戦略を成功させるポイントであると感じたのはオイラだけだろうか。

では。