ご訪問ありがとうございます。いつもより少し高額なサバみそ缶詰を食べたら、美味しくてハマりそうな予感を抱いている、理美容経営企画室の関口です。どうもです。
さて無料デザインサイトを利用して、小さな理容室向け簡易チラシを作る連載企画も第三回目を迎えました。前回は私なりに感じた製作時のコツの紹介。まだ読まれていない方がいましたら↓↓↓以下となります。
さて今回は、避けたい(ダメな)簡易チラシ製作例に触れたいと思います。ざっとまぁ↓↓↓このような感じでしょうか。極端な例として作ってみました。
①②ではキャンペーンによる割引き価格、その他パーマやヘアカラーなどの割引き価格が書かれています。もちろん、安価な理容室を探している見込み客への案内が目的でしたら、良いでしょう。
しかし、今回は高単価で何度もご来店いただく優良顧客候補へのチラシなので、一番最初に目に入る場所では別の言葉が良いでしょう。詳しくは、前回の投稿を参考にして下さい。
あ。それと無理してアルファベット表記にしなくても良いです。カットやヘアカラー、パーマなどカタカナ表記の方が確実に伝わりますよ。
③の2点の写真は、無料素材が使用されています。何となくチラシなどの販促物っぽくなる写真ですが、いかがでしょう。メッセージ性が薄いと言うか、何というか。要は、ありきたりな万人受けする写真なんです。
小さな理容室の場合、実際に働いている理容師たちが登場することで、距離感がグッと短縮します。ですから、無料素材の素敵な写真ではなく、みなさんが写っている写真を掲載したいです。
④美容室のチラシにありがちな例として、求人記事も併せて掲載。気持ちは理解します。美容室のチラシに一番興味を抱くのは、同業他社つまり他店の美容師ですから。とは言え集客チラシの場合、求人広告を掲載する前にもっと紹介する内容があります。
ですから、理容室の簡易チラシを作る際も、美容室のチラシをマネして求人案内を掲載することは避けましょう。
⑤は店舗ロゴマークや地図です。前回紹介したように、チラシの目的はウエブ情報へのつなぎ役です。ロゴマークや地図などはウエブで掲載するとして、紙面の情報量が限られているチラシでは、ロゴや地図は掲載不要です。その代わり、ウエブやSNSなどの検索キーワードを多く紹介したいところです。
⑥は店名ですが、②のアルファベット表記を避けるように、読みやすいカタカナ表記で掲載した方が良いですよ。雰囲気が良いアルファベット表記でも、読者が読めなかったら全く意味がありませんので。
いかがでしょうか。ざっとまぁ、ダメな(と言いますか、個人的に宜しくない)簡易チラシ例を紹介しました。何かの参考になれば幸いです。
【この記事を書いた変な理容師の紹介】
關口和彦(せきぐち・かずひこ)。厚生労働大臣認定 管理理容師。でも理容室経営してません。中央理美容専門学校 基礎科・高等専門科・大学科卒業後、都内の理容室勤務を経て理美容教育出版株式会社入社。理美容業界誌編集を約16年行ない、独立。雑誌編集感覚で小さな理容室の紙チラシを作ったり、理容室向け経営講習会 理容師カフェ 開催を通じて繁盛理容室の成功実例を共有。時々「理容室の成功事例を話せ」と振られると 紙チラシ集客の効果が平均値7倍を達成している一連を紹介しています。また、最近は理美容専門学校の機関誌編集も担当。2018年に立ち上げた 髪の専門医師と理容師の協業展開 では理容室と病院が連動。男女問わず薄毛のお悩み解消に取り組む。提携中の薄毛治療クリニックで処方されている育毛・美肌 医療サプリメント ハエル 取り扱い中。47歳。東京・練馬区在中。「理容師カフェ」で検索されれば過去の取り組みが表示されると思いますので、詳しくはソチラで。
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