本日は、理容組合主催による全理連美術展を取材した。
会場となった東京・代々木の全理連ビルには、
書道、絵画、写真など全国の理容師さんの作品がズラリと並ぶ(書道は学生部門あり)。
その中で、優秀と思われる作者の受賞が行なわれた。
オイラが注目したのは、写真部門のお婆ちゃんの写真(写真参照)。
なんかホノボノ、良い笑顔してる。
以前、オイラが担当していた雑誌で、若手酒飲み集団FOTOVON(フォトボン)の協力の元、
理容と言うテーマで、自由に撮影してもらい掲載した。
フォトボンのメンバーは、もちろん、理容とは縁もゆかりもない人たちばかり。
だからこそ、理容をテーマにした写真を観ると、その着目点が面白かった。
例えば、赤・青・白のタオルをたたんで折り重ねて、
サインポール(理容店の店先にあるクルクル)に見立てて撮影したカメラマンもいた。
全理連美術展の写真を観ていて思った事は、理容師以外のカメラマンにも参加してもらう事で、
また違った理容の良さも再発見できないだろうか、と。
それこそ、理容と言うテーマで多くのプロカメラマンが参加する事で、
第三者から観た(理容の)良さを知る事ができると思われる。
全理連美術展。
もっと門戸を広げると言う発想があれば良いと考えるのは、オイラだけか?
中央校の美容科設立取材を、その後行なったのだが、その話はまた明日。
では。