本日は、ルベルコスメティックス主催の「顧客に好かれるリーテイルセミナー」を受講した。
講師は東京・立川のHAREKEオーナー、浅沼章氏。
浅沼氏は、いつもテンションが高く、マシンガントークで人を惹きつけるが(爆)、
「お客さまの事はお客さまに聞く」この定義を実践している。
その代表例がマスク。
花粉症のお客さまが、3~4月には美容室に行けないと言う。
カットする時に、マスクを外すと鼻水ダラダラ&クシャミを連発してしまうから。
その話を聞いた浅沼氏は、髪をカットしているときでも装着できるマスクを独自で開発した。
まっ、耳にかけるゴムをなくして、両面テープで固定しただけなんだけどね。
でも、そのような発想は、お客さまに聞かないと実践できない。
また、スタイリング剤のディスプレイも面白い。
普通は、お客さまの目に留まるディスプレイを考えるが、
浅沼氏の場合は、スタイリングする順番の通りにディスプレイすると言う。
まず、仕上がりのヘアスタイル写真があり、
一番最初に使用するスタイリング剤、
その次に使用するモノ、そして最後に使うモノ。
それらを、左から順に並べている。
浅沼氏曰く、スタイリング剤の使用方法を知っているお客さまは多いが、
効果的な使用順序は、案外知られていない、と。
さらに、髪のナイトケア商品の場合は、夜をイメージするディスプレイを行ない、
使用するシチュエーションを前面に打ち出したアプローチをしている、とも付け加える。
なるほど、アイデア次第で効果が違う。
それが、商品ディスプレイかもしれない。
では。