あいつは器の大きい奴だ。お前は、器が小さい。
そんな言葉をよく聞く。
器、つまり人間的な大きさを差す事ではあるが、じゃー、器の大きさは、どうすれば分るのだろうか。
ちょっと前の事だ。
とても良い事を言っている人がいて、ちょっと話をしていると、
最終的には自分の考えに賛同しない人、もしくは、本気で熱くなれない人とはコラボしない、
そんな事を言い始めた。
確かに、その発言のニュアンスは理解できる。
でも、裏を返せば、俺が気に入った奴としか行動と共にしないよ、そんな意味にも受け取れないか。
その時、はじめて理解できた。
なるほど、器が小さいと言われるのは、このような人なのか、と。
理容業界で言えば、自分のお店だけ、自分たちの仲間だけ、
自分の知り合いだけが儲かれば、それで良しとする傾向が強い。
組合の講習会に非組合員が参加できないのは、まさに、その発想ではないだろうか。
ちょっと大袈裟かもしれないが、理容師として、
環境衛生業もしくはサービス業として、日本人として、世界に向けて何ができるのか。
実際には、何も出来ないかもしれないが、そのように考える事は必要だと思う。
人の器の大きさは良い事を言ったとか、大金を稼いだとかではなく、
そのような事を考えているか、否かではないだろうか。
などと生意気な事を書いたエロ侍は、
ポロシャツに付いた小さい小さい汚れが非常に気になる、器の小さい人間です(汗)。