理容師カフェ‐小さな理容室の販促物語‐

家族経営の理容室が日々、行なっているちょっとした宣伝事例を情報共有します。

ボクのお店ができるまで最終話

いよいよ最終話となりました。

無事、契約できるのでしょうか?

またオープンはできるのでしょうか?

最終話スタートです。


「04年9月 いよいよ契約」

その後はトントン拍子に話が進み、いよいよ契約となった。

ちなみに、不動産屋の書類は税抜き価格表示になっているので、注意が必要だ。

店舗デザイナーに連絡して図面を描いてもらい10月上旬に着工。

下旬には引き渡された。

ボクのお店ができた瞬間だ。

手持ちの資金が500万円。

それに国金からの融資900万円を合わせた1400万円。

これが、お店を造るためお金だ。

ここから保証金300万円、内装料金900万円(600万円の予算を大幅にオーバー)、

そして店舗デザイン料金60万円を差し引くと140万円しか残らない。

その残金から9月・10月の家賃を引き、残りは運転資金に消えていく。

ボクのお店はできた。

でも、手持ちのお金はいっきに消えた。

あとは、ボクの経営能力次第。

ハコ(お店)は確かにできたけど、ソフト面はまだまだ不足している。

全てがそろうまでボクのお店は未完成だ。

これからが本当の意味でのお店造りなのだ。

ボクのお店ができるまで、あと何年かかるのだろう。


ボクのお店ができるまで終わり。

追記 このお店は1年過ぎた現在、客数・売上げ共に順調に推移し、

主人公は、支店出店を考えております。よかった、よかった。