女性ではなく男性理容師が働くお顔そり専門店。しかも、ひとりサロン
神奈川・橋本 シェービングサロンイエシムが狙うスキマ市場が面白い
お顔そり専門店検索サイトうる肌シェービングを見ていると、少し場違いな…と書けば失礼だが、いささか立ち位置が違うお顔そり専門店がある。それは男性理容師が一人で運営している、お顔そり専門店。もちろん、対象顧客は女性。と言うことで、マンションの一室にある同店にて色々と聞いてみた
小さなスキマ市場を掛け合わせた中心が立ち位置
関口 えぇ～っとですね。教えて欲しいことが山ほどあります。
イエシム どうぞどうぞ。なんでも聞いてください。至って普通の取り組みばかりですが。
関口 開店時間が午後19時。これは何かの間違いですよね。きっと。
イエシム いや。夕方19時から開店して23時まで受け付けています。予約制ですが。
関口 まず、そこ。そもそも、夜に来店されるお客さまは存在しますか？
イエシム 物凄く多い訳ではありません。しかし、少なくもありません。確実にいます。
関口 では、どのような客層が夜に来店されるのですか？
イエシム 主に、会社勤めの女性です。仕事帰りに立ち寄られる状況が多いですね。
関口 なるほど。確かに、そのような市場は小さくありません。
イエシム さらに言えば、夜型営業お顔そり専門店が少ないのも事実。
関口 需要と供給のバランスが悪いなぁ。あ。それスキマ市場ですよね。
イエシム はい。今、独占状態です。だから面白い。それから…
関口 それからなんですか？
イエシム 女性理容師の担当を希望する、お客さまばかりではない。
関口 と言うと？
イエシム 裏を返せば女性理容師、男性理容師どちらでも構わないと言う方もいます。
関口 まぁ確かに多くはないと思いますが、極端に少なくないです。
イエシム となれば、私一人だけお店ですから、対応客数程度の見込み客は必ず存在します。
関口 そこに夜型営業と言う強みが加わるので、さらに市場は大きくなる訳だ。
イエシム 夜に行きたい。男性理容師でも構わない。同業他社が皆無。
この３つのスキマの中心に位置するのが当店です。
関口 この構想は、以前から抱いていたのですか？
イエシム そうですね。シェービングサロンの出店は、約20年かけました。
関口 実施されるまで20年。その理由は？
イエシム 店舗による出店と言う印象が強かったから。その考えが足かせでした。
関口 なるほど。
イエシム そしてある日。自宅の一室で行なっている整体院を見てビビッとひらめきます。
関口 その、ひらめきとはっ！
つづく
つづく
今日も最後までお付き合いいただき、ありがとうございます。
こんな感じで新連載が開始する展開が楽しみだったりする
理美容経営企画室の関口でした。
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