理容師カフェ‐小さな理容室の販促物語‐

家族経営の理容室が日々、行なっているちょっとした宣伝事例を情報共有します。

歯科医院から学ぶ②

昨晩、歯医者に行きました。

そこでの気付きを書いていきたいと思います。


2回目の通院ですが、何が行なわれるのかサッパリ理解していないオイラ。

治療イスに案内され歯科医が来ると「はい、今日は治療していきますね。まず麻酔注射します」

とソフトな口調で説明してくれますが「注射」と言うキーワードが物凄く響きます。

しかも「歯医者の注射=歯茎(はぐき)へダイレクトに注射針が刺される」と瞬時に想像。

ちょっとパニックになるオイラに関係なく、治療は淡々と進みます。


「○○ってできてるの?」

「いや、まだです。一週間以上かかりますから」

「じゃー○○でいいや」

「はい」


歯科医と衛生士の間で、そんな会話が繰り広げられますと、何と言いますか、あんま良くないです。

で、気が付いたら麻酔注射終了。

全然、痛くありません。医学の進歩は凄いですね。


その後も淡々と治療は進みますが、最終的に理解できたのは虫歯に被せモノを行なったと言う事です。

約30分で終了。


このプロセスで気が付いたのは、当ブログでも何度か書いていますが

お客(患者)は知らない事ばかり、と言う点です。

麻酔は痛いと思うオイラ。

今の麻酔は痛くないのが常識と思っている歯科医、もしくは衛生士、または歯科医院。

前回(初診)記入した問診表に、前回治療した時期を書いたので、

オイラの歯科治療に対するイメージは想像できると思いますので、やはり教えて欲しかったのです。


それと、今後、どのような流れで治療が進むのか、その辺の説明も欲しいところです。

2回目は、どんな治療が行なわれ3回目は…と言うように、よっぽどのレアケースでない限り、

ある程度は決まった流れが構築されていると思いますので、

書面などを手渡されますと良いのかな、と感じました。


そしてもう一点。

オイラからは決して話しかけていない事にも気が付きました。

その原因を自問自答すると、このような答えになります。

歯科医、もしくは衛生士が知らない人だから。

知らないから信頼していない自分が、そこにいたと考えます。

前回から1週間と言う期間がありましたが、その間にサンキューレターもしくはニュースレターが届き、

その歯科医のこだわりや担当医の紹介などがあれば、親しみがわき、そこから信頼感に繋がったと思います。


歯科医を後にして飲み会に出席、本日に至ります。

歯科治療に精通している嫁に、それらを話しますと色々教えてくれます。

麻酔が痛くない事。かぶせる前に本来なら、消毒と言う工程がある事。

そして、何よりも麻酔と治療の後、6時間程度は食事を控える必要性がある事。

色々と教えてくれました。

これらは歯科医から教えて欲しかったと言うのが本音であり、義務でもあると思うのです。


「だから、信頼できる歯科医を見つけると、ずーっと通うんだよね」

この嫁の一言が印象深く残っています。



患者(お客)は知らない事ばかり。

だから説明すると、信頼に繋がる。

昨日の歯科治療から再確認したのですが、この歯科医院をヘアサロンに置き換えてみますと、どうでしょうか?

そんな事を考える休日。

では。