コロナ禍の影響で今。理容室の新規客が増えていると聞きます。
その理由を集めてみると、どうやら地元回帰つまり、住んでいる地域の理容室を利用する傾向が強くなっていると理解できました。一言で説明すると、理容室市場の変化となります。見方を変えれば、新規客集客の時機到来そのものとなります。
では。理容室はどのような集客が効果的でしょうか。
私は以前から、紙チラシ集客の効果について「正しく作り・正しく活用すれば、費用対効果はかなり高い」としています。理由は、理容師夫婦二人の小さな理容室の紙の案内チラシを作り、ポスティングされた結果0.7％の反応率が得られたから。
ちなみに、値引きナシでカット料金6,000円の理容室です。価格訴求（割引提案）は行ないませんでした。その一連については、以前の当ブログやユーチューブなどでも触れていますので、興味がありましたら参考にして下さい（最後のプロフィール欄にリンクがあります）
さて本題に入ります。
本日は、ネット印刷会社のチラシ割付け（デザイン）無料製作サイトを発見して、色々を試作してみましたので、情報共有したいと思います。
例えば、こんな感じ。
一昨年から取り組んでいる、薄毛治療クリニックと理容室の連動企画。髪の専門医師と理容師が提携して、薄毛に悩む人たちに安心・安全な発毛（病院）と育毛（理容室）を提供する取り組みを実施している理容室のチラシを試作してみました。
コチラのもう一点の試作は、髪の専門医師が薄毛治療患者の為に作った育毛医療サプリ「ハエル」取り扱い理容室のチラシです。
試作チラシ2点とも、誰もがスマホでも作れるデザイン制作サイトで作りました。無料デザインサイトでは、ひな型（デザイン見本）が非常に質素（シンプル）になっているため、当然チラシの仕上がりも、ごく一般的な感じの仕上がりとなります。
チラシ作り初心者を対象としているのでしょうか。どちらにしても、かなり取り組みやすいデザイン制作サイトです。しかも、無料と言うのも嬉しいですね（もちろん、印刷代は有料です）。「ラスクル」で検索すると、このようなホームページに飛び、このような画面となります。
「デザイン料0円」と言う部分をクリックすると、今度はこのような画面に。
赤丸部分らくらくチラシをクリックすると、作業開始となります。事前準備としては、掲載したい写真を2～4枚程度用意しておくと良いでしょう。そして、掲載写真を選びデザイン見本の写真と差し替える繰り返し。同様に、掲載文章も打ち込みます。
製作時の注意点やコツなども浮かび上がりましたが、とりあえず、本日はここまで。続きは後日改めて紹介していきます。
冒頭にも触れましたが、多くの理容室では今まさに集客の好機到来。そして、このように無料で簡単にチラシが作れるので、これはもう渡りに船そのもの。と、打ち込んでいますが、多くの理容室は行ないません。理由は明確ですが、その辺は何かの折にでも触れてみます。
どちらにしても、今までチラシ作りが苦手だった理容師や理容室経営者が手軽に安価で作れる好機であることは、間違いありません。もしご興味がありましたら、以降「無料デザインサイトを使うコツ」「避けたい失敗例」などについても紹介します。お付き合い頂ければ幸いです。
では次回また。
【この記事を書いた変な理容師の紹介】
關口和彦（せきぐち・かずひこ）。厚生労働大臣認定 管理理容師。でも理容室経営してません。中央理美容専門学校 基礎科・高等専門科・大学科卒業後、都内の理容室勤務を経て理美容教育出版株式会社入社。理美容業界誌編集を約16年行ない、独立。雑誌編集感覚で小さな理容室の紙チラシを作ったり、理容室向け経営講習会 理容師カフェ 開催を通じて繁盛理容室の成功実例を共有。時々「理容室の成功事例を話せ」と振られると 紙チラシ集客の効果が平均値7倍を達成している一連を紹介しています。また、最近は理美容専門学校の機関誌編集も担当。2018年に立ち上げた 髪の専門医師と理容師の協業展開 では理容室と病院が連動。男女問わず薄毛のお悩み解消に取り組む。提携中の薄毛治療クリニックで処方されている育毛・美肌 医療サプリメント ハエル 取り扱い中。47歳。東京・練馬区在中。「理容師カフェ」で検索されれば過去の取り組みが表示されると思いますので、詳しくはソチラで。
#理容師カフェ ＃理容師 #理容室 #チラシ #関口和彦
