理容師カフェ‐小さな理容室の販促物語‐

家族経営の理容室が日々、行なっているちょっとした宣伝事例を情報共有します。

小さな理容室・美容室はチラシ広告と相性良好。正しく作り・正しく活用すれば効果的なチラシ販促

ご訪問頂きまして、ありがとうございます。
理美容経営企画室の関口です。

本日は理容室や美容室、ヘアサロンの販促チラシ作りについて触れます。
「おいおいおい。チラシって時代錯誤の販促物だろ」と思いました?

えぇ。確かに昭和時代の手法のチラシは時代遅れかもしれません。
しかし、令和時代のチラシはちょっと違ってきます。

ご興味がありましたら、お付き合い頂ければ幸いです。


理容室や美容室の販促チラシを作り
正しく作り・正しく活用すれば効果的販促

チラシと言うと、スーパーの安売りチラシをイメージする方が多いのでしょうか。
薄利多売の商品を伝える販促物と、誤解されている状況は少なくありません。

薄利多売が悪いと言うのではなく、業種・業態によっては
価格より先にチラシで伝える情報があるのです。

SNSやウェブサイトが発達している令和の今でしたら、なおさら。

私は主に理容室の販促チラシを作成する機会があり
チラシは理容室のSNSやウェブを宣伝する為にあるとも考えています。

チラシ→SNSやウェブ→理容室へ来店
このような導線を意識しながら、チラシの企画を編集する流れです。

つまり。

チラシを手にして読み、興味を抱いた読者がSNSやウェブを見る様になり
その後は、緩やかに繋がりつつ読者が情報を得る事で理容室の好感度が向上。

好感度が高まれば「今度、行ってみようかな」と言う心境になる事は
ごく自然な流れではないでしょうか。

ですから、SNSやウェブとの連動を意識したチラシを
正しく作り、正しく活用すれば効果的と紹介しています。
ribiyomp.hatenablog.com

どうする? 理美容室のチラシ紙面構成
何を。どうやって掲載すれば良いの?

では、理容室の販促チラシを作る際、どのような紙面構成が正しいのでしょうか。
私が意識している事は、以下の2点となります。

1.とにもかくにも、働く理容師を紹介する
2.そして、笑顔の写真を数多く掲載する

単純と言えば単純ですが、多くの方々が「チラシ=薄利多売」
と言う印象が強いのでしょうか、どうしても値引き提案を意識しがちです。

または、チラシでメニューを紹介したがる方々も少なくありません。
「〇〇カット 〇〇円」「〇〇ヘッドスパ 〇〇円」などなど。

値引き提案やメニュー紹介が悪いと言う訳ではありません。

見込み客(理容室へ来店した事がない顧客候補)が理容室を選ぶ際
重要視している事の一つに「髪を切る理容師について知りたい」と言う心理が働きます。

理由は、私が新規客となり訪店した理容室や美容室、ヘッドスパ専門店などは
60店舗以上になり、毎回、従業員の人となりが気になっていたからです。

そこでチラシで笑顔の理容師を紹介する事で、見込み客が不安を解消しつつ
興味を抱いてSNSやウェブで詳しく情報を集める展開に進みます。  

そして、紹介できる情報量が無制限なSNSやウェブで
メニュー内容や価格などを、じっくりていねいに伝えれば良いのです。

ribiyomp.hatenablog.com

ところでヘアサロンのチラシ。どうやって作るの?
まさか手書き? いやいやいや

では実際に販促チラシを、どうやって作れば良いのでしょうか。
私の経験上、主に3つの方法が挙げられます。

1.原稿と写真を用意して、プロのレイアウトデザイナーに作ってもらう
2.ラクスルらくらくデザインを利用して作成する
3.手書きで作る

今回紹介するのは2のラクスルらくらくデザインを活用する方法です。
理由は、無料で利用できるので(印刷代は必要です)。

らくらくデザインを利用する良し悪し(メリット・デメリット)は
大まかに2点あります。

メリット 誰でも簡単に短時間でサクっと作れる。
デメリット 簡単にできる反面、掲載できる情報量が少ない。

掲載できる情報量が少ない事をデメリットに挙げましたが
紹介する内容を1つに絞り込めば、充分対応できるのです。

では絞り込む内容とは何か。
そうです。理容師の紹介に絞り込めば良いのです。

理容師の自己紹介を中心に掲載する。
自己紹介の際は理容の仕事とは無関係な情報
つまり、趣味についてガンガンすると効果的だったりします。

いかがでしょうか。
具体的なチラシ作りについては、また改めて紹介致します。

チラシは正しく作り・正しく活用すれば効果的なのです。
では。

【この記事を書いた変な理容師の紹介】
關口和彦(せきぐち・かずひこ)。SNSなど紹介まとめサイト
厚生労働大臣認定 管理理容師。 でも理容室経営してません。中央理美容専門学校 基礎科・高等専門科・大学科卒業後、都内の理容室勤務を経て理美容教育出版株式会社入社。 理美容業界誌編集を約16年行ない、独立。 雑誌編集感覚で小さな理容室の紙チラシを作ったり、理容室向け経営講習会 理容師カフェ 開催を通じて繁盛理容室の成功実例を共有。最近は、ネット印刷会社ラクスルラクスルらくらくデザインを活用した簡易チラシ作りに着目。誰でも・簡単に・安価で簡易チラシを正しく作り、正しく活用した結果、費用対効果が高くウェブ販促とは違った反応が得られている事例を、理美容師たちと共有。ラクスルらくらくデザインサイトで作る、チラシやニュースレター、販促POPの作成代行も承り中。お気軽に問合せ下さい。時々「理容室の成功事例を話せ」と振られると 紙チラシ集客の効果が平均値7倍を達成している一連を紹介しています。理美容専門学校が発行している機関誌編集では、理美容学生や理美容学校教育の現状などを取材。2018年に立ち上げた 髪の専門医師と理容師の協業展開 では理容室と病院、理容師と医師が連動して顧客満足度を高める仕組みを構築。 男女問わず薄毛のお悩み解消に取り組む。 提携中の薄毛治療クリニックで処方されている育毛・美肌 医療サプリメント ハエル 取り扱い中。 気になる方は、お問合せを。近畿地区の有名大学と理容師たちによる産学連携企画にも参加して、理容室専売品の市場調査から開発、販売促進なども行っている。その他、美容室専門の広告制作会社委託営業など、声がけ頂いた仕事を色々やっている50歳。「理容師カフェ」で検索されれば過去の取り組みが表示されると思いますので、詳しくはソチラで。