かなり前の事だが、某化粧品メーカーからプレスリリースが届いた。
そこには、新商品の説明と、簡単な施術プロセスが掲載されていた。
パブリシティ(報道扱い記事)として掲載するため、そのプレスリリースを読んでいたのだが、
施術プロセスのコメントが非常に分り難く、結局、メーカーの広報室へ電話をした。
2・3質問すれば事足りたのだが、電話に出た広報部の方の説明も要領を得ない。
理解していない広報部の方が書いたプレスリリースなので、分り難いはずである。
そーこーしているうちに、恐らく上司だろうか、年配の女性の方が電話に出てきた。
すると、ヒスっぽい口調で「リリースの通り書けばいいのよ!」と言い、一方的に電話を切ったのだ。
その件以来、その某化粧品メーカーに対して物凄い嫌悪感を抱いた。
で、後日、編集部内でその話をした所、同じような経験をした人が複数いたのだ。
ただし、編集者によって被害状況はまちまち。
話をまとめると、某化粧品メーカーの広報室では、出版社に対して値踏みをした応対をしている、
と言う結論に達した事は自然の流れである。
弊社のような弱小業界出版社は、お構いなし。そんな感じの対応である。
もちろん、その某化粧品メーカーからは、広告はいただいていない。
にも関わらず、そんな対応をされたら誰だってイヤな気分になる。
本日、ちょっとした会議があり、各メーカーの動向を取材する企画案が出たのだが、
当然、その某化粧品メーカーは取材対象として挙がらなかった。
むしろ、「絶対に無理」と言う言葉まで出た。
おそらく、某化粧品メーカーの悪いイメージは今後、ずーっと残るだろう。
編集者も人の子である。
理容室、美容室の経営者の方で時折いるのが、ディーラーを見下している人。
接待まで要求する経営者もいる。
因果応報と言う言葉があるが、度が過ぎると手痛いしっぺ返しが待っている事をお忘れなく。
写真は意味もなく、さくら水産の馬刺し(380円)。
今回のは美味かった。