理容師カフェ‐小さな理容室の販促物語‐

家族経営の理容室が日々、行なっているちょっとした宣伝事例を情報共有します。

大げさに表現するならば、コレが理容組合改革の第一歩。近畿・理容師カフェ‐全国理容組合近畿地区協議会青年部連絡会議-に女性理容師や近畿以外の理容師、東京の美容師など参加者がグイグイと


昨日、近畿・理容師カフェ‐全国理容組合近畿地区協議会青年部連絡会議-に参加してきました。

奈良県理容組合青年部が、数年間かけて企画・調整しながら開催されたイベントです。

イメージ 9

私の記憶が正しければ、恐らく理容組合イベントでは初めての試みとなります。

と言いますか、従来の組合会議を見事に変えちゃいました。


ことの発端は4年前の東京・理容師カフェ忘年会。

奈良県理容組合青年部長の大月さんと、同副部長の松田さんが上京され参加。


奈良県の理容組合青年部は、廃部寸前」

と言う深刻な状況が、両氏から説明されたのです。

イメージ 10

「だったらさ。最後くらい好き勝手やってみたい」

「それが、東京で開催されている理容師カフェで、奈良でもやってみたい」

このお二人は、そのことを話したくて

わざわざ東京・理容師カフェに参加されたんです。


その時の内容に触れているのが、↓↓↓以下の当ブログ。



そして、奈良・理容師カフェの継続開催を通じて

青年部員が意欲的になり、ジワジワと盛り上がります。


すると今度は、奈良県が開催を担当する

昨日の近畿地区青年部連絡会議の内容に対して

従来の流れとは違う、人が集まる企画を立案・着手しました。

イメージ 1

懇親会で大月さんは(白いシャツ姿が大月さん)

「計画通りに進まなく、企画がとん挫すること度々。やめようと思ったことは200回以上」

このように笑顔で振り返ります。


しかし。

開催日を迎えてみると、参加した他県の理容組合青年部

女性部の人たちが、軽く嫉妬するくらいの盛況ぶりです。

イメージ 2

近畿地区以外からの参加者はもちろん

東京から参加された美容師もいました。

女性理容師たちも、グイグイ集まりワーワー盛り上がります。


イメージ 11

筆文字POPとパステル体験。

理容イスでできるストレッチ講座などを通じて

従来の青年部連絡会議だとしたら、恐らく参加されないであろう

そのような世代や性別の理容師たちが、見事に集まりました。

イメージ 3

「組合のイベントに参加しても、絶対に笑わないあの人が笑っている・・・」

主催スタッフからは、そのような声も聞こえてくるのですが

それも、主催者たちの後方支援、そして講師の方々による

知恵と経験と連携による賜物です。

イメージ 4

THE・BAR BERの境統括マネージャーによる講演が終了。


すると・・・受講者たちがグイグイ質問したり

資料を求めてゾロゾロと前方に集まります。

そのような光景は、理容室経営の講習会では珍しいかもしれませんね。

イメージ 5

売上げ全体の約8割を支払っている

優良顧客の数は、総客数の約2割。


であれば、優良顧客の失客を防止して

さらに客単価を高め、来店回数を増やすことで

売上げが向上すると言う、小規模店舗の経営戦略も情報共有。


ビジネス書のベストセラー作家でもある

顧客管理士の高田さんも登壇されました。

ありがとうございます

イメージ 6

理容のイメージが悪いから、自店の理容室を美容室風にした。

そして、女性客をガンガン集客した結果・・・

優良顧客の失客が相次ぐと同時に

新規の女性客はわがまま放題で、店内の雰囲気は悪化。


売上げ5割減と言う非常事態に陥り

作戦を変えて、V字回復した鴨志田さんも登場しました。

ありがとうございます。

イメージ 7

「将来的には、髪を切らない理容室にするのが夢で、すでに、お客さんに伝えています」

一瞬、ずっこけそうになった話を、淡々と語る滋賀県長田さん


お一人で運営している理容室では

仮想大会や七三選手権など開催しながらも

知的資産経営報告書と言う、理容室のみならず、美容室の経営者でも

まだ取り組んでいる方が少ない取り組みを、見事に行なっております。


同業者のお友達や知人が、ほとんどいない長田さんが

このように同業者の前で情報発信されることは、物凄く貴重かもしれません。

ありがとうございます。

イメージ 8

このように、全理連中央講師が一人も講演しない講習会ばかりの近畿・理容師カフェ。

果たして、それで本当に良いのかと思いましたが

まぁ、その辺は参加者たちから聞いてみてください。


本来の理容組合青年部連絡会議のイベントも、同時進行で行なわれ

終了後は懇親会となり、これまた盛り上がりをみせつつ、終了となりました。


今までの同会議では、青年部員たちが意見を持ち寄って

浮かび上がった結果を発表する。そんな感じでした。


しかし、奈良県理容組合青年部員たちは、企画を出し合って

サラッと変えちゃったから、なんか面白いです。


これを私は奈良モデルと勝手に命名しており

今後、同様の流れで情報共有できる理容組合イベントが増えれば

力強い組合員たちの増員が見込めることは、想像に容易い。


奈良モデルを通じて理解できたことが1つあります。


「理容組合は変わらない」と思っているのは間違いで

「変わらない」のではなく、変わらないと思っている人たちが

「変えていない」だけに過ぎません。


だって、奈良県理容組合青年部が

サクッと変えちゃいましたから。


あとは、奈良モデルを見本として、実行する人たちが理容業界に

どのくらい存在するのか、ポイントはそこにつきますね。


今後の奈良モデルの進展が楽しみだったりする

理美容経営企画室の関口でした。

今日も最後までお付き合いいただき、ありがとうございます。

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

今後の理容師カフェ情報

11月16日(月) 奈良
 
11月24日(火) 東京
 
12月7日(月) 東京

12月14日(月) 東京
東京・理容師カフェ 筆文字POP講習会

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
       
そもそも、理容師カフェってなんだよ? と思った方へ
 
↓↓↓以下が、理容師カフェについての紹介です。

 
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※米※※※※※


□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□

この度、みなさんのお蔭で無事発刊できた現場新聞2015年 秋号。
 
詳細を知りたい方は、以下のリンク先からご確認ください。

 
【みんなの現場新聞 購読方法は以下です】

読者のみなさんに好評の、わんこそばシステム。

「ストップ」と言うまで送り続ける仕組み
 
以下のような方に人気です。

 
・毎回申込みをするのが面倒な方

・いつも申込みするのを、ついつい忘れてしまう人


「そうそう。それ私」と思った方は

「わんこそばシステムで」と書き添えていただきましたら

「もう。いらないよ」と言われるまで今後、送り続けますね。

※前金制ではありません。面倒かもしれませんが、毎回のご送金をお願いいたします。
 

相変わらず、理美容業界性善システム(後払い)を活用しています。
 
同封した請求書に記載している口座へ、振り込んでいただければ幸いです。

 
【お問い合わせ/お申し込み先】

 「新聞送れ!」とご記入いただき
 
わんこそばシステムを希望される方は

「わんこそばシステムで」と付け加えてください。
 
 
購入号(新刊は2015年 秋号)

購入部数(もちろん、1部から購入可能です)

発送先の住所

サロン名

ご担当者名をお知らせください。


いつもお世話になっている、みんなの取り組みを

多くの方々と情報共有して、さらに面白くなって

再び紹介していく・・・そのような好循環を構築する切っ掛けとなりたいのが

へアサロン販促実例集 みんなの現場新聞なのです。