理容師カフェ‐小さな理容室の販促物語‐

家族経営の理容室が日々、行なっているちょっとした宣伝事例を情報共有します。

マネの仕方、欲しいと思う提案方法、シナリオ作り

今回の内容【動線と導線を活用したシナリオ作りのコツ】
 
 
「不況に負けない売り方とは」をテーマにした販売促進セミナーが4月25日
 
東京・大門のイムラ封筒で開催された。
 
 
講師は、紙販促の専門家であるライズマーケティングオフィスの田中みのる代表。
 
田中講師は元・郵政省職員。
 
大阪中央郵便局で受付や配達業務などからスタートし
 
徐々に企画や教育分野へ職域を広げ、その間
 
おもに紙媒体を中心とした、販促物の成功事例や失敗例などの分析を行なってきた。
 
 
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田中みのる講師。名刺の裏面に一言印刷したことで話題になったという
 
 
「郵政省時代、全職員にメールの一斉送信ができる立場でもあった」
 
「そこで、販促物を配達している職員たちから
 
配達先のゴミ箱に多い販促物、つまり失敗例が約400件ほど集まった」
 
「逆に成功事例については約200件届いた」
 
 
これらを情報源として「おもしろい」と感じた販促物に対して
 
自分の状況下に置き換え、徹底的にマネをすることで結果が得られるという。
 
 
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今日は何の日の活用方法。マネするポイントを行ない自店に活用した事例
 
 
「マネする際の注意点としては3つ」
 
「まずは一旦、自社(自店)から離れて考えてみる」
 
「そして、アイデアのプロセスに着目し、その理由を考える」
 
「最後に他人の苦悩に対して自分で解決してみる」
 
「この一連の流れで考えてみると、マネをする根幹部分が明確になりやすい」
 
 
販促の定義としては「欲しいと思わせる演出」であり
 
その演出を明確にするには
 
つねに「~かもしれない」と繰り返し考え抜くこととしている。
 
 
「欲しいと思わせる」
 
「言い換えれば、それは隣の芝生を青く見せることでもある」
 
「その際、自分の芝生の存在を認識しているからこそ
 
比較できて隣の芝生が青いと思う」
 
「つまり、自分の芝生の状態を知らせることがポイント」
 
 
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会場内は満席となった。今回は業種・業態に関係なく広報担当者が多く参加した
 
 
「過去のテレビ番組『どっちの料理ショー』が高視聴率を得た背景には
 
どちらかの席に座ったことで、コメンテーターたちや視聴者は
 
相手の料理が欲しくなり、それが人気を博した要因の一つ」
 
 
欲しいと思う実例として、某カラオケ店の取組みを紹介。
 
「個室内に置かれているメニュー表を紙製のモノから、柔軟性がある素材で製作した」
 
「だから手に持つと、大きくグニャっとたわむ」
 
「従来の紙製品の場合は、手に取りながらメニュー表を見ていたが
 
柔軟素材に変更したことで、手に持てない」
 
 
「だから、テーブルの上に広げて選ぶようになるから
 
隣の同席者の目に入り、つい頼んでしまう」
 
「メニューが紙製品の場合は、一人ひとりがメニューを選んでいたので
 
同席者の視線には入りにくかったから、ついでにオーダーする機会が少なかった」
 
「柔軟素材に切り替えた結果、売上げが約2倍になった」
 
 
この事例を、前述のマネを行なう際の流れに沿って考えてみると
 
最終的には、自店の販促物製作に役立つアイデアに繋がることだろう。
 
 
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エステティックサロンが対象者を絞り込んだ実例。具体的な提案が行なわれている
 
 
商品のみならず販促物を製作する際
 
対象者を絞り込むことがセオリーとされている。
 
 
とはいえ、対象者が少なくなるので売上げが向上しない
 
と、勘違いしているケースは少なくない。
 
 
「ターゲットを絞ればマーケットは広がる」
 
「たとえば団塊ジュニア世代で、小学生の子供が二人いる家庭を対象とした際
 
これからの季節であれば、バーベキューを行なう機会が増える」
 
 
「であれば、まずはバーベキュー関連商品が提案できる」
 
「そして、そのシチュエーションをイメージしながら、必要な商品を考えてみると
 
ドアを開けてお昼寝する際、蚊帳があればうれしい」
 
 
「虫除け関連グッズも提案できる」
 
「このように対象者を明確にするからこそ、提案できる幅が広がってくる」
 
「だからマーケットが広がる」
 
 
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ターゲットの絞り込み方法。どのように具体的に絞り込むのか、その参考例
 
 
そして、提案する際のポイントとしては
 
動線と導線を意識して考えることが重要とも話す。
 
 
「現在の対象者の動きを知る」
 
「これが動線
 
 
「そして、最終的な部分に導くのが導線」
 
「この双方を考えながらシナリオを作る」
 
「つまり、一連の流れ」
 
 
「キャッチコピーから興味を抱くストーリーを描き、共感と共鳴を与える」
 
「そのうえで必要な商品を提案する」
 
「このシナリオを作るのが販促」
 
「映画のシナリオ構成と全く一緒だ」
 
 
誰が・誰に・何を伝えて・どうして欲しいのか。
 
この基本からブレることがなく提案を続けることで
 
顧客が増え応援団になってくれるという。
 
 
その繰り返しによって紹介客が増えることで
 
売上げ増加になる。
 
 
それがタイトルにある、不況に負けない売り方なのだ。
 
 
以前にもサラっと触れましたが
 
田中講師が、5月22日(火)開催の理美容業界向けのセミナーで講演します。
 
 
 
当日の内容とスケジュールは、こんな感じです。
 
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このチラシは以下↓↓↓をクリックするとPDFが見れますよ。
 
 
 
もし興味がある方は、ご参加ください。
 
新発見が数多く得られますから。
 
また、参加特典としてイムラ社のポケット付きカレンダーと
 
弊社出版物サロンオーナーをプレゼントします。
 
 
PDFをプリントして、必要事項を明記のうえ、ファクシミリでご応募いただくか
 
同社ホームページからはインターネットでもご応募できます。
 
 
 
 
あ。私もほんの少しだけ話しますよ(照)。
 
もしご参加いただく方がいましたら、当日、あいさつさせてください。
 
楽しみです♪
 
 
今日もご訪問いただき
 
そして最後までお付き合いいただき、 ありがとうございます。
 
久し振りに「奔(はし)る合戦屋」を再読する
 
理美容教育出版の関口でしたー。
 
 
 
昨日の感謝
 
 
 
色々と教えていただき、ありがとうございました。
 
 
本日のワクワク
 
午前中にヘアサロンに行って、夜は講習会の取材。
 
楽しみです。
 
 
昨日の歩数
 
12,923歩
 
う~ん。目標の15,000歩まで、もう少しだったな。残念。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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