ES物語 なぜ、あのヘアサロンは繁盛店なのか
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※ ESとはスタッフ満足度のこと。
CS(顧客満足度)が高まる背景には、このES向上が必要不可欠。理由は、仕事の楽しさを知らない理容師は、お客さまを喜ばすことが出来ないから。美味しいお寿司を食べたことがない板さんが、美味しいお寿司を握れないのと一緒。
5話 かんげき
――想いを語る経営者の話は、まだ続きます――
困惑しているスタッフの表情に対し
気にしないで経営者は語り続けます。
そして、初めて経営者の夢を聞いたスタッフの心境に
ある変化が生じはじめました。
「へぇ。そんなことを考えていたんだ」
「売上げ! 売上げ! というのが口癖だと思ったけど、理由があったんだなぁ」
「この経営計画書。キャンペーンを行なう理由も書いてあって、読んでみると面白いかも」
※写真と本文に関連性はありません
さらに、ここ数ヶ月テーマにしていた
「生産性」についても、その理由を語ります。
「カウンセリングの時間を、もっと増やしたい」
「お客さまは、髪型の話もそうだけど、スタッフと色々話したいと思っているから」
「話をすれば、お客さまとスタッフの距離感が縮まり、信頼関係に繋がる」
「でも、スタッフ数が足りない現状では、カウンセリングに時間を費やせない」
「だから、少しでもカットの時間が短縮できれば、カウンセリング時間を増やすことができる」
※こちらも写真と本文に関連性はありませんよ。イメージカットです
そのような経営者の言葉を受けて
スタッフたちの目には少し、ほんの少しではありますが
輝きのようなモノが生まれてきました。
つづく
次回は最終話です。
特に感動する訳でもなく
これと言ったサプライズも用意しておりません(汗)。
なので期待しないでね。