理容師カフェ‐小さな理容室の販促物語‐

家族経営の理容室が日々、行なっているちょっとした宣伝事例を情報共有します。

価格提示と理由 双方の存在が消費を後押しする

本日の内容【安いから売れる訳ではありません】
 
 
毎度どうも。オハヨウゴザイマス。今日もご訪問いただき、ありがとうございます。
 
都営線東京メトロの違いが分からない理美容教育出版の関口です。
 
 
嫁さんと甥っ子一家と共に、近所のスーパーで買い物をした際の出来事です。
 
買い物かごをレジに置いた瞬間「あっ! コメ買うの忘れた! ちょっと取ってくる」となり
 
慌ててお米売り場に走るオイラ。
 
でもって、複数のお米の存在が確認できるものの、違いが分からないので
 
結局、一番安いモノを手に取りダッシュでレジに向かい、嫁さんに手渡しました。
 
 
すると「え? 本当にコレにするの?」と、明らかに不満な表情をする嫁さん。
 
さらに義姉も「パサパサしてそうだね」と話に加わり
 
「そーだよねー。炊く際は水を少し多くしないとダメかも」などと、したり顔で続ける、これまた嫁さんです。
 
 
結局、レジでのお会計中と言う切迫した状況下でしたので
 
「まっ……いっか」と言うことで購入しました。
 
 
この短時間における嫁さん、そして義姉のリアクションから再確認したのは
 
「安ければ売れる訳ではない」と言う事です。
 
 
購入時に選べる時間がもう少し存在し
 
尚且つ決定権を握るのが嫁さんでしたら、そのリアクションの印象から
 
高くもなく、そして最安値でもない選択をしたと推測します。
 
 
理由はお米の善し悪しの基準を、自身の経験からある程度把握しており
 
そこには価格帯を一定の基準としているから。
 
言い換えれば適正価格が存在しており、それ以下が提示されている場合は
 
安い理由を好き勝手に探し始め、それが暴走してマイナス要因が増加するのです。
 
 
ちなみに、その基準が存在しないオイラは価格情報でしか比較できないため
 
最安値のお米を手に取り購入を即決しました。
 
その辺の嫁さんとの購入動機の違いも、改めて参考になります。
 
 
 
価格の理由を説明すると、高額商品の販売数が向上する。
 
 
そのような定義が存在しますが
 
場合によっては企業努力の結果、良い品を安価で提供する状況でも
 
「他社商品と比べ安い理由」を伝えないと
 
案外、販売数が伸びないかもしれません。
 
 
かなり前ですが、オイラが毎月行なっているヘアサロン潜入取材で
 
多店舗展開している某美容室に行った時、目の前にあったPOPに驚いた事を今でも覚えています。
 
 
ヘッドスパ70%オフ!」
 
 
このキャッチコピーだけでしたが、正直、かなりマイナスイメージを妄想してしまいました。
 
 「多分、新人スタッフの練習かも」「いや、物凄く短い時間じゃねーの」
 
そんな感じで、70%オフのヘッドスパのイメージは
 
ガンガン負のスパイラルに陥り、結局、お願いできませんでした。
 
 
しかし、キャッチコピーと共に、安い理由が存在する事で結果は違ってきます。
 
「8月○○日から○○日の2週間。平日○名様限定、お試しメニューの提案」
 
「正式導入の前に、ご意見ご感想をいただくモニター募集中」
 
「お試し期間に限り、材料代だけいただきますので70%オフ価格で提供中」
 
 
もし仮に、このような説明文があれば
 
「このヘッドスパお願いしたいのですが」と確実にオーダーしていたと考えます。
 
 
お米の話に戻りますが、本日の朝食もカレーでしたが
 
昨日購入したご飯を一口食べた嫁さんは、何と言ったと思います?
 
 
「おいしいじゃん。ご飯」
 
 
サラッと、そう言いやがりました。
 
そうです。おいしかったのです。
 
 
生産者や流通・販売各社の企業努力によって
 
適正価格の引き下げに成功した商品ですが、その部分が消費者に伝わっていないため
 
もしかしたら、販売数にも影響しているのかもしれません。
 
 
消費者に一定の基準値が存在する商品やサービスには
 
適正価格以下の場合、理由を説明しないとマイナスイメージが暴走して
 
逆に購入を妨げる場合もあるという事を再確認しました。
 
 
昨日の感謝
 
久し振りにプールで泳いだら、なんか肺活量が戻った気がしました。
 
タバコをやめると息苦しさが全然違うかも。
 
そんな気付きを得られた環境に感謝です。
 
 
 
本日のワクワク
 
美容道甲子園の東京予選大会を取材させていただきます。
 
楽しみ♪
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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