理容師カフェ‐小さな理容室の販促物語‐

家族経営の理容室が日々、行なっているちょっとした宣伝事例を情報共有します。

無難な選択肢。それが、あなたのヘアサロンを利用する理由?

毎度、どうもっす。コンバンハ。
 
本日もご訪問をいただき、ありがとうございます。理美容教育出版の関口ですよ。
 
 
数ヶ月前、近所に一軒のバーのような業態の飲食店がオープンしました。
 
真っ黒い外観のイメージ。
 
そして、店頭情報からは店名と
 
店内のモノすべてがオール500円であることしか理解できません。
 
もちろん、インターネットで調べてもヒットしないのです。
 
 
そのお店は、毎週車で通る道にあり
 
その都度「今日も、お客さん入っているね」と気にしている嫁さん。
 
と書いている私は、嫁さん以上に興味を抱いておりました。
 
 
そして、好き勝手なイメージを膨らませており
 
私や嫁さんの頭の中では、その飲食店のルールや内装
 
メニュー構成、スタッフの雰囲気などが勝手に構築されているのです。
 
 
とりあえず共通しているイメージは「何となく入り難い」ということ。
 
言い換えれば、私たちとは違う世代や人生観を持った人たちが集まる場所である
 
ともイメージしていました。
 
 
その証拠に、外食する際の嫁さんの選択肢からは、毎回、見事に入っていませんから。
 
 
ま。バーみたいな業態が伺い知れるため、一軒目のお店ではないかもしれませんが。
 
とはいえ、いつまでも気になったままでは
 
サロンオーナー誌の編集者として資質が疑われますので、行きましたよ。
 
酔った勢いで(汗)。
 
 
でね。
 
近所なので帰宅していた嫁さんに電話して、誘い出します。
 
5分もしないで、すぐにやってきました。
 
興味があったので即行動に移した感じです。
 
 
私は、待っている間に盛り上がった隣席の酔っ払いと盛り上がっていたので
 
嫁さんはスタッフが相手をしてくれています。
 
翌日、嫁さんがスタッフの方から教えてもらったり
 
私自身が感じた情報をまとめると、次のようになります。
 
 
・ 20時オープン
・ 混雑していない時間帯だったら犬も入店可能
・ 料理もバリエーションも対応できる
・ ロフトスペースもあり、かなりの人数が入れる
・ 出店前には別の場所でオープンしていた
・ 客層も普通な人が多い
・ 入ってしまうと、案外なごむ
 
このような情報をまとめますと、当初のイメージとは全然違うということです。
 
飲食店の場合、酔った勢いという必殺技が使えますが
 
ヘアサロンの場合は、そうもいきません。
 
嫁さんが見た・聞いた情報を集約して、それらを知ると店頭情報
 
もしくはホームページなどによるネット上の情報発信の重要性を再確認しました。
 
 
人は情報が少ない場合、無難な選択を行なう。
 
この心理は、以前紹介したライズマーケティングオフィス田中みのる代表の言葉。
 
 私と嫁さんに対して、そのお店の情報が少なかったから
 
無難な選択を行なう心理的要素が働き、足が向かなかったのかもしれません。
 
 
これはヘアサロンでもいえませんか? 
 
何となく今のヘアサロンに対して不満はないけど、大きな満足もない。
 
そのような見込み客は多いと思うのです。
 
でも、その無難なヘアサロンを変えない。
 
 
理由は…そうです。
 
他のヘアサロンの情報発信が不足しているから。
 
だから、無難な現状維持を選択しているのです。
 
 
そのように考えると、店頭置き看板やPOP、それらと連動している持ち帰りチラシ。
 
これらの情報発信力というのは、まだまだ可能性を秘めていると思います。
 
 
ところで。
 
嫁さんが気になることも言っていましたよ。
 
「あのさ。隣の人と、どんな話で盛り上がっていたの?」 
 
「全然、話しが噛み合っていないし、お互いに何を言っているのか訳分からなかったけど盛り上
がっていたよね」
 
「そうそう。それと、アレ何食べていたの?」
 
「今まで一度も見たことがない食べ物を美味しそうに食べていたけど」
 
 
・・・・・・(汗)。
 
記憶にございません。
 
 
本日の感謝
 
ストンプスの上坂代表、セクレートの鎌瀧代表に感謝。
 
色々と教えていただき、ありがとうございます。
 
 
明日の夢
 
色々と取材してきますので、これまた楽しみです。
 
 
 
 
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