こんばんは。お忙しい週末にも関わらずご訪問いただき、ありがとうございます。
甥っ子長男(6年生)の教科書を読んで「へぇ、案外、良い事書いているじゃん」と思ったエロ侍です。
名優・藤田まことが亡くなってしまいました。残念。
お互い馬面同士、勝手に親近感を抱いており、そんな理由から
今回は「戦国武将がヘアサロンを経営したら」特別編です。
筆頭同心(警察署の地域課課長)の次男坊と言う設定。剣術の腕は免許皆伝(ウィキペディアより)。
中村家の養子に入り嫁と姑にイジメにあいつつも、同心(警察官)の職務をこなす。
定町周りだったと言うので、今で言う地域課所属の交番勤務の巡査長でしょうか。
昼行灯(ひるあんどん/無意味なモノ)を決め込み
臨時廻り(刑事)や隠密廻り(公安)と言う出世路線とは無縁の生活を過ごすので
家庭では、ぞんざいな扱いに。ですが、必殺シリーズを見ていると家族愛を感じる事も、しばしば。
職場では、筆頭同心(上司)にもイヤミを言われながらも、裏家業では活躍しています。
裏稼業の職務を遂行(すいこう)する為には、卑怯(ひきょう)な手段も選ばず。
むしろ、真正面からの戦いは挑まず、相手の隙(すき)をつく。そんな感じです。
まっ。オイラ的には、そこが好きなんですが。
そして、ドラマや映画では、時の権力の代表格である、春日の局(かずがのつぼね)や
表と裏の顔のギャップ、正義を貫くその姿勢
そして、その反面のヘソクリがバレたりするなどの親近感もあり、多くの視聴者に支持されました。
さて、中村主水がヘアサロンを経営したら、どうなるのでしょうか。
今回も、好き勝手に考えてみます。
地域密着の美容室の婿養子として働く理容師。そんな感じでしょうか。
美容師である嫁と姑に小言を言われながら、ダラダラと働きつつも
修行時代の同僚や後輩から連絡があると、お店を出てパチンコに……
ではなく、高級クラブなどのヘアメイクの仕事を行なう。
過去、修行時代に理美容技術を勉強するため、ヘアサロンだけではなく
ヘアメイクとして、数多くの場で経験を積み、その結果、芸能界での人脈を構築。
当時のヘアメイク仲間や担当した芸能人から、その技術力を認められるも何の因果か
美容師の奥さんと結婚して、ヘアサロンで働くことに。
時折、ヘアメイク仲間から応援を頼まれ出向き
小遣い稼ぎのた為に、修行時代に担当していた芸能人のヘアメイクを行なう。
いつの間にか、担当していた芸能人が大御所と呼ばれるステイタスに昇り
主水が行なったヘアスタイルが、テレビ画面に映ると
嫁と姑が「はぁ~。このヘアスタイル素敵ねぇ。どうやったら、できるのかなぁ」と
つぶやく横で、主水が床を掃いたり、タオルをたたんだりしています。
理美容業の守破離(しゅ・は・り)を極めた主水。
だからこそ、理容技術の短毛を寝かしたり、逆にボリュームをアップするアイロンや
ダメージを防ぐシンジングなど、基礎・基本技術をベースにしつつも
そこから、独自のアレンジを加えた技術を行ないます。
依頼主の希望に応える為には手段を選ばず
邪道(じゃどう)と呼ばれている技術にも積極的に取組むので
その影響力は益々高まります。
「ウチのムコさんは、ヘアメイクと言ってどっかに行っちゃうけど、外で何をしているのかねぇ」
そんなイヤミに対しても飄々(ひょうひょう)と受け流す主水の楽しみは、ギャラ。
サロンワークで存在感を発揮しないのは、昼行灯(ひるあんどん)のイメージが強い程
急なヘアメイクの依頼にも対応できるからです。
芸能界の大御所の間では「主水」ブランドが定着し、その名前はいつしか広まり
ヘアメイクの世界では仕事人と呼ばれる。
もちろん姑と嫁は、そのような主水の裏の稼業は露知らず。
「バックシャンプーも満足にできないムコ殿は、ヘアメイクなんてできるの?」
そんな話で盛り上がりつつ「おや、こんな所にムコ殿のヘソクリが」と、これまた大喜びの姑。
「働けど働けど我が暮らし楽にならず」
ヘアサロンを経営しても、主水のグチは続きそうです。
本日の感謝
必殺4のノーカット版を見た時、ほんと面白かったんです。
深作欣二監督の作品らしく、まず最初にダァーっと走る光景からスタート。
役者と監督の力って、改めて凄いと思いました。
明日の夢
愛犬アンディ君を公園に連れていきます。楽しみ。