理容師カフェ‐小さな理容室の販促物語‐

家族経営の理容室が日々、行なっているちょっとした宣伝事例を情報共有します。

神尾春英(江戸時代の勘定奉行)がヘアサロンを経営したら

こんにちは。ご訪問ありがとうございます。来月あたり盛岡に遊びに行きたいと考えているエロ侍です。

久し振りに「戦国武将がヘアサロンを経営したら」を更新してみましたが、さて、どんな結末になるのでしょうか。


今回は、江戸時代中期の勘定奉行・神尾若狭守春英(かみお・わかさのかみ・はるひで)にスポットを当ました。

さて、どうなるでしょうか? タイトルとは違って戦国武将ではなくて、ゴメン。


神尾春英は江戸中期、8代将軍・吉宗に抜擢された勘定奉行

米本位制であった当事「ゴマの油と百姓は、絞ればし絞るほど、出るものなり」と語っていたのは有名です。

※ 米本位制 お金を流通を活発させること以上に、米の生産量を高めることに重点を置いた政策。実際は、米が多く生産されることで、供給が増えて価格が下がる。結果、年貢米を換算して収入を得ていた武士階級の生活は貧窮したと言われている。


さて、神尾春英がヘアサロンを経営したら、どのような業態になるのでしょうか。勝手気ままに想像してみますね。


「百姓は絞れば出る」と言う発想が強いため、ヘアサロンを経営しても

やはり、売上げ至上主義になることが考えられます。

スタッフは売上げを上げてナンボ。ヘアサロンの雰囲気も、そんな感じでしょうか。


となれば、当然スタッフの入れ替わりも激しく、経営者はスタッフ教育に取組む時間はなく

ひたすら売上げを高める経営戦略を取らざるを得ません。


経営者が店販キャンペーンを企画・実行しても、スタッフは行なう理由がわかりませんので

経営者の指示・命令の範囲しか行動しません。

ですから、キャンペーン中に来店された顧客の印象は

ヘアサロンが儲けるため薦められたと言う印象を受けてしまいます。


また、スタッフは経営者が儲けるために行なったキャンペーンと言う意識が働いてしまう。

そんな負のイメージ連鎖が生じ、最終的には想像した結果に繋がりません。


普段のサロンワークでも同様で、新規客集客を行ない客数が増えたとしても

スタッフのヤル気が低いために自らの創意工夫が生まれなく、生産性が高まらないため、

売上げが伸びないばかりか、顧客サービスへの低下に繋がります。


さらに、新規客だけではなく、優良顧客の再来店率が低下してしまいます。俗にいう、集客地獄です。

しかも、スタッフは働いても充実感が得られない職場であることを感じているので

常に退職時期を考えており、慢性的なスタッフ不足に陥ってしまう確率が高くなります。


この段階でヘアサロン経営者である神尾春英が「百姓は絞れば出る」と言う発想から

「働く喜び」を再確認してES(スタッフ満足度)向上への取組みに着手すれば

江戸時代の出世街道である勘定奉行へ抜擢された才能の持ち主なので

その後の結果は違ってくると思うのですが。


でも、もしかしたら酔った席上で「スタッフと取引ディーラーは絞れば絞るほど出るものなり」

などと大声で自慢しているかもしれませんね。その発想が自店の経営に悪影響を与えるのに。


顧客との信頼関係が売上げに繋がり、その為にはスタッフと顧客の信頼関係が必要。

であれば、経営者がまず最初にスタッフを信頼することが大切だと思っています。

それがESではないでしょうか。


本日の感謝

愛犬アンディ君の定期健診が昨日、行なわれました。

結果は……すこぶる健康とのことです(汗)。まっ、その健康に感謝。


明日の夢

新しい本棚が来るらしいのですが、楽しみです。


【日曜日恒例の愛犬・アンディ通信】

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海外のアニメを見ながら、尻尾をブンブン振っています。


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さらに回り込んで「うぅ~。ワンワンワン。グゥ~グルグルグル」

と、ライオンみたいなキャラに異様に反応を示しています。

そんな後姿が、案外楽しいです。