理容師カフェ‐小さな理容室の販促物語‐

家族経営の理容室が日々、行なっているちょっとした宣伝事例を情報共有します。

ヘアサロン経営の鳥・虫・魚の目

いつもご訪問いただき、ありがとうございます。

最近、ビールよりも焼酎になってきたエロ侍です。


本日は、理美容室のコンサルタントを行なっているドリーミンの吉村省吾代表と情報交換を行ないました。


ヘアサロン現場を知っている方は、物事の例え方が巧いと思っているのですが、吉村氏も、その一人。

「経営者は鳥の目、虫の目、魚の目がないとキツイっすよ」と教えてくれます。聞けば、こんな答えが。


「鳥の目と言うは、上空から見る視点。つまりマーケティングなどの観点から客観的に自店を見ること」

「虫の目は地べたに立った視線、つまりサロンワーク」

「そして、魚の目と言うのは時流などの世間の風潮。流行」

「この三つの視線で自店の経営を見ることが必要なんだよね」

鳥の目、虫の目、魚の目。勉強になります。


その後も、色んな話で盛り上がるのですが、女性美容師の現状について教えていただきます。

「あるヘアサロンでは、女性スタッフのモチベーションが向上している」

そんな話になり理由を聞くと、続けて、このような話にもなります。


「売上げ(客数)、キャリア(勤続年数)、貢献度(役職によるサロン全体の活動)」

「これらをクリアした女性美容師には、フリーランスで活躍できる土壌を構築している」

「社員ではなく準社員と言う立場になるので、社会保険などはなくなる」

「でも結婚・出産を経験した美容師の生き方。仕事に対する取組む姿勢」

「これが若い女性スタッフのモチベーションにも繋がっている」


そんな話で盛り上がっていると、このような例え話も教えてくれました。

「美容師ってカブトムシと似ているかも」

「幼虫の期間が長くて、成虫になるとどこかに飛んでいく。みたいな感じ」


「特に、女性の美容師の場合、エサよりも環境に興味を抱くケースは多い」

「託児所(たくじじょ)が併設されているようなヘアサロン」

「そのような環境は少ないけど、知り合いのヘアサロンは実践しており

女性スタッフの定着率も高まっている」


女性スタッフの活用方法の可能性を、今以上に感じましたが、皆さんは、どう思います?


そうそう。吉村氏はこんな事も教えてくれました。

「店舗数が偶数の場合は、売上げが伸びない」

その理由を、2人であーでもないこーでもないと話し合ったのですが、明確な答えが出ませんでした。

どなたか、その理由知っています?


1店舗の場合・・・オーナースタイリストが中心となり売上げが高まる。

2店舗の場合・・・一時的に戦力(スタッフ)が分散して売上げダウン。

3店舗の場合・・・本店・支店(2店舗目)の売上げが向上しているため出店となったので

        売上げは単店舗(3店舗目)では高くないが、全店トータル的に見ると売上げアップ。

4店舗の場合・・・店長適任者が手薄になるのが4店舗目。店長力が弱く、売上げダウン。

5店舗の場合・・・ここまでの出店数を実現するには、教育カリキュラムが必要となる。

        人材育成などにも資本を注入するため、店長適任者、

        もしくはスタッフ全体のレベルが向上し、それが売上げアップに繋がる。


こんな感じで、考えてみたのですが、どうなんでしょうね。

でも、こうやって専門家と色々とお話していると、やっぱ楽しいです。

ランチタイムに居酒屋に入り、気がつけば夕方の居酒屋タイムになっていました(汗)。

それにしても、色んな話を聞きながら飲む休日の昼酒は、旨いっす。


本日の感謝

ドリーミンの吉村さんとの、ご縁に感謝です。

具体的な事例を教えていただき、ほんと勉強になります。

色んなコンサルタントがいますが、なんと言いますか本気指数が高いのが伝わってきます。

今後とも、よろしくお願いいたします。


明日の夢

なにしようかな。考え中。。。