理容師カフェ‐小さな理容室の販促物語‐

家族経営の理容室が日々、行なっているちょっとした宣伝事例を情報共有します。

口コミは自分の意見の判断基準?

本日は友達がお誕生日とあって、牛蔵と言う近所の焼肉屋さんで飲みました。

この、焼肉屋さんは地域一番店として有名で、珍しいお肉など品揃えが充実しているため

某焼肉チェーン店よりも安いと言う印象になり、そこが人気店の理由であると思っています。


焼肉屋さんに行く前に、いつもお世話になっています美容室 草流さんに行き、経営者に挨拶をさせていただきました。

その際「これから、牛蔵行くんですよー」と、ちょっと自慢げに言うと

「あそこさー、スタッフと行くんだけどさー。以前と比べて、料金が高くなってさぁ」と話してくれます。

すかさず「そんな事ないっすよー」と言うと意外にも、こんな答えが返ってきます。

「おいしい肉を知って以来、価格に関係なくオーダーするから、結果的に料金が高くなるんだ。トホホ」

と苦笑い。


確かに、経営者が料金を支払うとは言え、やはり、おいしいモノを知ってしまうと食べたくなるのが常。

それが安いと言う印象から、ガンガン頼んでしまい、結果、客単価が跳ね上がる。

しかも、ご飯やビビンバ、クッパなどの米モノも食べます。

となれば、お腹に溜まりますから、お酒も飲めなくなりダラダラ居座れないので、滞在時間が短い。

だから、回転が良い。


素人考えではありますが、なんとなく焼肉屋さんの繁盛店の仕組みが勉強になります。

お客さまを教育する、と言ったら上から目線で恐縮ですが、

要は、自店のお薦めメニューについて知ってもらう事で、

それが、これまたいつもお世話になっている生涯客集客コーディネーター小俣洋市氏が言う

利益向上に繋がる典型例であると思いました。


さて、今晩の話で印象深いのが、友達が話した一言。

年末に、某有名焼き肉店に行き忘年会を行なった時の話ですが、価格に対して満足度が低かったと言います。

聞けば、その原因は接客そのものなのですが、面白かったのが、その後の言葉です。

「いやー、生ビールがジョッキではなくてグラスなんですが、800円ぐらいするんですよ」

「たぶん、1人1万円はしたと思うのですが、接客態度にムカついて。ダメっす。あそこは」

「でね、翌日、食べログ(口コミサイト)で検索してみたら、やっぱ良い事書かれていなかったんですよ」


この話を聞いた時に、現在の消費動向と言いますか、

行ったお店に対して、自分の印象が適正か否かを判断すべく、口コミサイトのコメントを見て

そこから判断する行動を取るケースもある事を知りました。


食べログ見たら、良い事が書かれていなくて、やっぱりな、なんて思いましたよ」

この一言が、印象深いです。

アイサスの法則ではありませんが、

人は体験して、情報を共有すると言う行為をリアルに感じた瞬間でした。


言い換えれば、現代の口コミって、このようにしても出来るんだなぁ、などとも思ったのです。

口コミは、自分の考えを他者の意見と比較する判断基準であるかもしれません。

自分は、このように感じたけど、皆はどう思ったのか。もしくは感じたのか。


今回の焼肉屋さんの話を、皆様のサロンに置き換えてみますと、どうでしょうか。

そんな事を考える今日この頃です。


と言いますか、弊誌サロンオーナーの口コミって、どうなんだろう? と思っています。

そう考えますと、自店の評価って結構、つーか、かなりドキドキですよね。

では。