【一般社員は組織の末端ではない。先端である】
詠み人 古田土(土に・)満(古田土会計士事務所所長)
4月になれば多くの新社会人が生まれる。
新入社員は組織の中では底辺に位置する。
理美容業界で例えるとアシスタント。
この人たちを末端ととらえるのか、それとも先端とするのか。
確かに、組織的には一番下ではあるが、お客さまに接する機会が一番多いのがアシスタントではないだろうか。
機会ではなく、お客さまと接する数と考えると理解しやすい。
電話の受け付けから、接客などを通じて多くのお客さまと接している。
スタイリスト以上にお客さまとの接点が多いのがアシスタント。
であれば当然、お客さまの情報を肌で感じる機会が一番多いのは、そうアシスタントである。
だからこそ、末端ではなく先端とも考えられないだろうか。
となれば【戦略はトップダウン、戦術はボトムアップ】と言う古田土氏の言葉も理解できる。
進むべき方向はトップが指針を示し、その後、どのように行なうのか、
つまり戦術部分は、スタッフ全員で意見を出し合い考える。
これが理想的であるとも語る。
アシスタントは所詮(しょせん)駒。
もしくは、使い捨て。
そのような発想があるトップには、企業を成長させる事ができない。
などと思う締切前。
さて、仕事仕事。
末端…ではなく先端の社員は、それなりに大変でもある。
トホホ。