理容師カフェ‐小さな理容室の販促物語‐

家族経営の理容室が日々、行なっているちょっとした宣伝事例を情報共有します。

理美容業界VS異業種

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益々、活動が活発化している飲み会マーケティング総合研究所ですが、

昨晩は、某生涯客集客コーディネーターの、おまっちとの戦いです。

おまっちの活躍の場は、理美容業界だけではありません。

百貨店や学習塾など、多方面にて活躍しています。

と持ち上げておいて、実はただの酒飲みオヤジです(汗)。


さて、新宿のすし屋で熱燗を飲みながら、あーでもない、

こーでもないと盛り上がっていましたが、一番印象深いのは、おまっちの次の言葉です。

「エロさん。理美容業界の人に一番不足している事ってなんだと思う?」

この問に対して、頭の中が???状態のオイラに、このように説明してくれます。

「休日しか各種セミナーに行かない事。ここなんだよ」

うん。確かに、オイラもそのように感じます。

「理美容業界以外の経営者は、休日以外に開催される各種セミナーで、

興味をそそられた、もしくは今、自分に必要な内容であれば、休んでも受講するんだよね」

ニコニコしながら、キツイ事をストレートに語ってくれます。

「いいかい。確かに臨時休業は信頼感の低下に繋がる。

でもね、休む理由をお客さまに伝えれば、理解してくれるんだよ。

と言うか、応援してくれる事だってあるんだ」

確かにそうだ。自分自身の接客や技術レベルを更に高めるため、

その必要性を感じたならば、そのまま正直にお客さまに伝える事で、

その話を聞いたお客さまは、理解を示すと考えられます。

だって、サービス力が高まったり、最新技術を受けるのは他ならない、

お客さま自身なのですから。


「滅多(めった)に手に入らない黄金レバーが、知り合いの精肉店に入荷したので、

ちょっと見に行ってきます。試食して美味しかったら仕入れてきます。

ただし、場所が遠いため本日の営業時間は○○時からとさせてください。

物凄く美味しいんです、黄金レバー。刺身でも良し。レアに焼いても良し。乞うご期待!」

もしくは「来月の○○日は、スタッフがポジティブになれるセミナーが開催され、

スタッフ全員にどうしても聞いてほしい内容が話されますので、

申し訳ありませんが研修日として休日にさせて下さい。

そのかわり、次回来店の際には、接客サービスが向上していますのでご期待ください」


このような告知を見たお客さまは、どのような印象を受けるのでしょうか。

事実、お気に入り登録いただいている、おれっちさんのサロンでは、

土曜日に開催されたお子様の運動会に参加したいため、

その間、サロンにいない旨を事前告知したところ、お客様に受け入れられたと聞きました。

むしろ、運動会への参加に対して後押ししてくれたお客さまも多かったと言います。

「だからね。異業種の経営者に比べて、理美容業界の経営者は、

成長スピードが1/5、もしくは2/5なんだ」

平日の5日間に対して、月曜日、もしくは火曜日の2日間しかセミナーを受講できない環境を

1/5、2/5と表現します。

確かに、おまっち主催のセミナーは水曜日もしくは木曜日開催となっております。

その辺にも狙いがあるんですね。


お客さまは、話せばわかってくれるのです。

伝える事の重要性。

そんな事を感じた飲み会マーケティング総合研究所でした。

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