理容師カフェ‐小さな理容室の販促物語‐

家族経営の理容室が日々、行なっているちょっとした宣伝事例を情報共有します。

スタッフ満足度の考え方

昨晩の飲み会マーケティング総合研究所の活動は、某理美容業界メーカーさんとのお話。

芋焼酎のお湯わりを飲む際、梅を入れてグチュグチュする強者でした。

一緒にお酒を飲むのははじめてでしたが「いやぁ、酒飲みだと思いましたよ」と

言われるも、先方がオーダーしている肴の種類を見ると

アンキモ、厚揚げなどなど「お前もなぁ」と思ってしまうレパートリー。


「美容業界のセミナーって、異業種の講師から学ぶケースは多々ありますが、

異業種相手に講師として活躍している美容師って少ないですよね。

いつか、そのような美容師が多くなると良いですよね」と語ってくれました。

すると、その代表例であるバグジーの久保氏が話題になり、

スタッフ全員が突然退職されたのを機に、スタッフ満足度の重要性に気が付き、

そして、今日の活躍があると言う話から「その逆のヘアサロン経営者もいるんです」

と語ってくれます。そのサロンは北関東にあり、超ワンマン経営にも関わらず、業績は好調。

「オーナーの前ではスタッフ全員が物凄く緊張感を抱きながら働いているんです」

「そこのオーナーも以前、スタッフが突然全員やめてしまったのですが、

バグジーの久保さんとは逆で、より厳しくしたんですよ」

スタッフは完全にMですね。などと言いながら盛り上がる酒飲み獣の2人。

「でもね、10あるうちの9は厳しい指摘をするのですが、残りの1は優しく接しており、

そのタイミング、内容が絶妙なんです。絶対に、計算し尽くしていますね」

なるほど。さらに続けて、

「でね。オーナーが不在のミーティングに出席した事があるんですけど、

消極的な意見や、決断しない内容ばかりかなぁって想像していたんですが、

これが全く逆で、スタッフ全員、物凄いパワーで発言しているんですよ」

とも教えてくれました。

このサロンのオーナーは織田信長タイプなんでしょうか?

褒める内容から逆算しつつ、叱っている。

そんな気がしてなりません。

スタッフとのどのように接しているのか。

また、スタッフはオーナーをどのように見ているのか。

非常に気になります。

そのサロンのスタッフ満足度は、ある意味高いのかな、などとも考えてしまいました。

どちらにしましても、物凄く興味を抱きましたので、今度取材に行ってみようと思います。


また一つのご縁が増えた、飲み会マーケティング総合研究所でした。

追記 飲み会マーケティング総合研究所では随時、研究員を募集してます!