最近、マジメな話ばっかだよな!
と、暖かい御指摘をいただきましたので、本日は、久し振りに居酒屋ネタを書いてみます。
一昨日、神奈川県・茅ヶ崎市で、知り合いのヘアサロンが新規開業し、
そのオープニングパーティに参加した。
晴れて経営者となった方とは、かれこれ6~7年の付き合いだろうか、
外見は、正直言って、ちょっととっつき難い雰囲気だが、
話をすると、物凄くマジメで硬派な青年だ。
オイラと一緒である…などと書いてみる(汗)。
オープニングに際して協力された関連メーカーや業者、コンサルタントなどが集まり、
今後も、協力・バックアップをしていく話で盛り上がったのだが、
その経営者の師匠が行なった配慮が印象深く残っている。
60歳半ばになるオッサン(失礼)なのだが、筋肉隆々でバイタリティーがあり、
あと200年は生きると豪語して周囲を笑わせる。
その師匠と話をしていると、弟子の独立にあたり、他の店長クラスのスタイリストが
今回の新規サロンで就労する事を快諾し、むしろ、後押しする感じを受けた。
自店のスタイリストが一挙に2名抜けるにも関わらず、だ。
オープニングパーティの挨拶では、弟子に辛らつな言葉を送るが、反面、
見えないところで後方支援を行なっている姿勢に敬意を表しつつ、会場を後にした。
別会場で盛り上がっている修行先の同僚達に挨拶し、
「痩せましたよね」
「ふけました?」
「全然、会っていませんでしたけど、生きていました?」
などと、突っ込みを受けつつも、その後、折角だからと思い、
駅までの帰り道にある「いずみ」と言う小料理屋に寄ってみる。
きんぴらゴボウと、タコをボイルしたお通しが出てくるが、双方とも板さんの想いが充分伝わる。
特に、タコにかかっている出汁(ダシ)が絶品で、カツオ風味でありつつも、タコの香りを消さない、
そのバランス感覚に敬服してしまう。
ちょっと風邪気味なのかな、と思ったので熱燗を頼む(写真)。
職人は、語らずも想いを伝えられる。
そんな心意気を感じた茅ヶ崎の夜であった。
では。
日本料理いずみ
http://r.gnavi.co.jp/b385500/