【こだわることで、商圏が広がる】
詠み人 江戸みやげ本舗・進世堂 杉江烈六代目店主
進世堂は、東京・五反田にある煎餅屋さん。
正直、場所は悪い。
が、多くのお客が、煎餅や大福などを購入するために、わざわざ来店される。
なぜか。
モチ米にこだわり、他店の煎餅や大福とは一線画した商品を製造・販売しているからだ。
また、大福に至っては季節の食材を絡ませている。こちらも好評を得ている。
この進世堂では、こだわりのモチ米をアプローチするため、まず最初に、店先でモチツキを行なった。
臼(うす)から杵(きね)を振り上げると、ドリフのコントのように、モチがビューーーンと伸びる。
出来上がったモチを食べると、これまたビューーーンと伸びる。
これが評判を呼び、あの店の煎餅と大福は一味違うと言うイメージが広がった。
同時に、HPやブログなどでも、こだわりを発信し続けた。
そのような試みの繰り返しの結果、商圏が広がったと言う。
理美容店でも、それぞれこだわりがあると思う。
私のカットは、このように行なうから他の人とは仕上がりが違う。
当店のシャンプーは他店とは違う洗い方を行なっている。
などなど。
これらを、お客さまに知ってもらうだけでも、随分と違ってくると思うのだが。。。
来店されるお客さまに、こだわりを知ってもらっていますか?
では。