理容師カフェ‐小さな理容室の販促物語‐

家族経営の理容室が日々、行なっているちょっとした宣伝事例を情報共有します。

符牒(ふちょう)

昨晩は、千葉・浦安にありますHAIR STORY Le・Patchさんの取材&新年会に参加しました。

新年会会場はヒルトンホテルの中華料理「王朝」。

めっちゃ豪華っす(汗)。

当ブログにも書き込みいただいています道具屋さんも参加されており、

賑わいの中にもオーナーの温かみが感じられる新年会でした。

色んな話で盛り上がったのですが、一番印象に残っているのが符牒(ふちょう)と言う隠語の事です。

符牒と言うのは、

商品につける値段や等級を示すしるし。仲間うちだけに通用する言葉。【大辞泉より】

接客業などで使われます「○○に行く=トイレに行く」みたいな隠語の事です。

で、符牒に詳しかったのが道具屋さん。

「やま千へい百円(あってるかな?)」とか符牒を、サラサラっと言うのです。

そもそも、理美容業界ではヘアサロンで使用するシャンプー剤やパーマ液などを、

配達してくれるディーラーさん(道具屋さん・材料屋さん)と言う有難い業種が存在します。

ディーラーさんがヘアサロンに商品を導入する際、仕入れ値を提示する事があるのですが、

お客さまがいるなかで、仕入れ値などが飛び交うのは、ちょっと避けたいものです。

そこで、符牒を使って金額の提示するのです。

エロ侍が覚えているのは、「へい」が1、「びき」が2、「やま」が3、ぐらいです。

ですから、やま千へい百円は3千百円となります(あってるかな?)。

ですが、道具屋さん曰く、最近は隠語を使用しないで、電卓を使って金額を提示している、との事。


そー言えば、以前、そんな話で盛り上がった事がありまして、

色んなヘアサロンで使用されています隠語を取材した事がありました。

スタッフがトイレに行くとき、昼食に行くとき、床を掃いて欲しいときなど、

各ヘアサロンごとに、色々な隠語があり勉強になりました。


符牒。なかなか面白いかもしれません。


【業務連絡】道具屋さんへ

近いうちに「符牒用語集」なる企画を立ち上げますので、ご協力賜われば幸いです。

ギャラは飲み代で勘弁してください(土下座)。