理容師カフェ‐小さな理容室の販促物語‐

家族経営の理容室が日々、行なっているちょっとした宣伝事例を情報共有します。

販促POPを店内に貼ればモノが売れるのか? 売れないよ


例えば店頭置き看板、もしくは販促POPのことを「24時間働き続ける宣伝マン」と表現することがあります。以前、私も、そのように思っていました。えぇ。過去形です過去形。

では今は、どのように捉えているのか。それは顧客と従業員を繋ぐ仲人のような感じでしょうか。と言うか仲人と言う表現で通じるのか? まぁいいや。

私が販促POPを作る際に心がけていること。それは、伝え過ぎないことです。言い換えれば、質問される切っ掛けとなるのが販促POPの役割と認識しています。

質問された方だけに答える。それで充分でしょう。興味がない方からは聞かれないので、伝えなくても良いのです。

もちろん。質問された際への答えはキチッと行ないます(ここ重要)。当然、販促物も事前に用意して、手渡すことも必要でしょう。

ちなみに↓↓↓コチラは、質問されることを意識して作った育毛サプリの販促POP。

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このPOPに対して質問する方は、育毛情報やメニューに興味があると言う事。つまり今後、質問された方には育毛情報を伝えても嫌がられない、むしろ喜ばれることが理解できる。



そうそう。価格は掲載しなくても大丈夫。聞かれた際に伝えれば良いので。私の経験上、最初に値段を聞いてくる方は「高い」と言いますし、最後に聞いてくる方は「へぇ。そんなもんか(高くないな)」と言う反応が多いです。

販促POPは仲人みたいな存在。と表現した理由が、何となく伝わりましたでしょうか? 相性の良い人と商品を結ぶ。そんな役割が販促POPとなります。

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女性のお顔そりのお客さま向けの販促POPはコチラ。育毛サプリは美肌効果も高まるので、お顔そり顧客との相性も良い。



えぇ。そうです。ウエブ販促が全盛の昨今。当然、ウエブと販促POPの連動も必要不可欠となりますが、その辺は改めて。

最後までお付き合いいただき、ありがとうございます。


【この記事を書いた変な理容師】
關口和彦(せきぐち・かずひこ)。厚生労働大臣認定 管理理容師。でも理容室経営してません。中央理美容専門学校 基礎科・高等専門科・大学科卒業後、都内の理容室勤務を経て理美容教育出版株式会社入社。理美容業界誌編集を約16年行ない、独立。雑誌編集感覚で小さな理容室の紙チラシを作ったり、理容室向け経営講習会 理容師カフェ 開催を通じて繁盛理容室の成功実例を共有。時々「理容室の成功事例を話せ」と振られると 紙チラシ集客の効果が平均値7倍を達成している一連を紹介しています。また、最近は理美容専門学校の機関誌編集も担当。2018年に立ち上げた 髪の専門医師と理容師の協業展開 では理容室と病院が連動。男女問わず薄毛のお悩み解消に取り組む。提携中の薄毛治療クリニックで処方されている育毛・美肌 医療サプリメント ハエル 取り扱い中。47歳。東京・練馬区在中。「理容師カフェ」で検索されれば過去の取り組みが表示されると思いますので、詳しくはソチラで。
 

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