ネットで調べた「ふく郎」と言う居酒屋に向かうエロ侍と彼女。
開店時刻である17時ぴったりにお店の引き戸を開ける。
ガラガラガラ。が、誰もいない。
電気はついているんだけど、人の気配が全くないのだ。
???と思っていると、通りかかった隣人の方が近寄ってきて、
仕込みのため誰もいないと言う。
なので、一旦、お店を後にして暫し青森市内を散策。
約1時間ほどブラブラして再度、ふく郎へと向かう。
すると、店先の看板が点いており、意気揚揚と再び引き戸を開ける。
いました! マスターが。
好きなところに座って良いとの事なので、カウンターの手前に腰を下ろす。
で、とりあえず生ビール。
余談ではあるが、以前、所ジョージが「とりあえずビール」というビールを作れば売れると言っていた。
キリンでもなく、アサヒでもなく、エビスでもない「とりあえずビール」である。
少なくとも、最初の一杯は「とりあえずビール」が出るから、そりゃ売れるだろう。
話を戻す。
グビグビグビ…プハァ~。至福の時である。
つまみに、刺身をちょっとづつ盛った「ちょっと盛り」を頼む。
ちょっとすると、何故だか「カニ」を持って来る従業員。(写真参照)
「な、なんすか、これ(汗)?」と聞くとマスター曰く、
「今日、いいカニが入ったがら、お通しにしたんだぁ~」と。
……狂喜するエロ侍と彼女。
お通しの価格は忘れたが、一人分(カニ半分)で確か400円だったと思う。
つまり、800円でカニいっぱいが食べれるのだ。激安だ。
「うちは、そんなに高くないから、安心して飲んでけぇ~」とマスター。
もう安心しまくっております。
「あのぉ~、毎日、こんなお通し出すんですか?」と聞くエロ侍。
すかさずマスターが「こごらへんのお客さんは~、それが普通だと思ってんだよねぇ~」。
その言葉を聞いた瞬間、本気で青森に引っ越そうかと思った。
で、早速、お通しから攻撃。
………(感涙)。
あまりの旨さに、秒殺されるエロ侍&彼女。
このカニは東京だったら安くても2.5倍以上の価格だろう。
熱燗を頼むと、ちょっと盛りがやってくる。
「なんすか? これ?」再び聞いてしまったエロ侍。
つづく