自宅のパソコンのフォルダから、過去に打ち込んだ原稿を発見しましたので
深い意味はありませんが、短期連載として紹介しまーす。
書いた本人すら忘れていました(汗)。
ES物語 なぜ、あのヘアサロンは繁盛店なのか
※ ESとはスタッフ満足度のこと。
CS(顧客満足度)が高まる背景には、このES向上が必要不可欠。理由は、仕事の楽しさを知らない理容師は、お客さまを喜ばすことが出来ないから。美味しいお寿司を食べたことがない板さんが、美味しいお寿司を握れないのと一緒。
第一話 ささやき
とあるヘアサロン。
開業は平成元年。一番盛り上がっていたのは、平成5年のころでしょうか。
当時は、スタッフは10名ほどいましたが、いま4名で運営しています。
「なんで、今のスタッフは元気がないんだろうなぁ」
「あの頃は、良かった……」
経営者は嘆きます。
――開店前の朝礼にて――
本日も、お客さまに満足していただくために頑張りましょう!
経営者が、最後に元気良く締めくくるのですが、スタッフの反応はイマイチです。
「お客さまのため? 本当は、あなたのためでしょ?」
「何を頑張れば良いんだろう」
経営者には聞こえない位の声で、そんなことが囁かれています。
――閉店後のミーティング――
お客さま一人に対する時間が長い。
生産性が悪いから、その改善を考えよう。
経営者がミーティングのテーマを提案するのですが、意見はでません。
結局、提案した改善策をスタッフが取組むことになりました。
「はいはい。決まったことを行なえば良いんでしょ」
「提案されたことだけをしていれば良いんだよ」
経営者が席を外した際、ヒソヒソと誰かが話している
そのような会話が聞こえてきます。
つづく
と言うか、続けてイイのかなぁ?
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