理容師カフェ‐小さな理容室の販促物語‐

家族経営の理容室が日々、行なっているちょっとした宣伝事例を情報共有します。

求められるヘアサロンの店長スキルとは? とある飲食店にての気付き

本日の内容【店長の仕事って何だろうね】
 
 
嫁さんと一緒に都内のオイラの実家に帰省して
 
先ほど戻ってきました。
 
 
今日伺ったのは、高齢者を対象顧客としているファミレスで
 
約1時間半、昼食をいただきましたが
 
忙しい店内にも関わらず、ストレスを感じることがありません。
 
 
仕込みとロープレが徹底しているのでしょうか。
 
待ち時間が少なく提供される状況を目の当たりにすると
 
何となくではありますが、店長の力量を察する事ができます。
 
 
なので、ネームプレートに「店長」と書かれているスタッフを見付け
 
例によって、いつもの通り行動を追ってみました。
 
 
すると、オイラなりに理解できたのは
 
つねに店内をグルっと見回しつつ、問題が生じていないのか否かをチェックしながら
 
厨房内のスタッフの動きに対しても指示を行なっています。
 
 
そうです。
 
店長自身は何かを行なっている訳ではありません。
 
語弊がある表現かもしれませんが、ただ見て周っているのです。
 
 
でもね。
 
それで店内の流れがスムーズに進んでいるのですから
 
顧客の立場からすると、店長の行動内容には満足。
 
 
店長=manager(マネージャー)
 
 
つまり、お店をマネジメントするのが店長の役割であり
 
求められている能力は、スタッフ満足度と生産効率を高め
 
店舗全体の売上げを高めることであると考えています。
 
 
理美容業界の場合、店長就任に対するスキルの一つとして
 
技術力(つまり個人売上げ)が挙げられます。
 
 
その辺の業界事情は理解しており、否定するのではありませんが
 
顧客視線で言うと、それ以上に
 
担当スタッフの接客レベルが高ければ、大満足と言うのも事実。
 
 
店長が担当できる顧客数には限度があります。
 
となれば、店長の技術スキルが物凄く高くても、限界が生じてきますよね。
 
 
経営者視線で考えると、それではNGであり
 
不測の事態(突然の店長退職にともなう売上げ激減)などのリスクも高まりますから
 
やはり回避したいと言うのが、本音ではないでしょうか。
 
 
ですから、まずは基本的な部分として
 
スタッフ一人ひとりの接客力や技術力が平均的に高められ
 
その上で個性が発揮できる環境作りこそが、店長の仕事であると考えます。
 
 
極論で恐縮ですが、その適正スキルと
 
ヘアデザインを構成する技術力に対する連動性は少ない。
 
 
技術力やデザイン力がパワーバランスの源である理美容業界。
 
否定はしません。
 
 
ですが、今日伺った飲食店では
 
店長が直接対応してくれたのは、わずか1回(数秒程度)。
 
 
にも関わらず嫁さんは
 
「うん。お正月に外食ってのアリだね」と満足。
 
 
その背景には当然
 
目には見えない店長の取組みが存在しています。
 
だからこそ、満足度が高まったと考えますが、いかがでしょうか。
 
 
株式会社ケンジグループの本多義久代表は
 
以前、美容室の経営セミナーで、このような発言をしていました。
 
 
「売上げを見る」
 
「その時、個人売上げから見てしまうのが、美容師の性」
 
「しかし、私は美容師ではない美容室経営者」
 
「だから、まず最初に全体の売上げを見れる」
 
 
どの部分が一番大切なのか。
 
立場によって違いがあるのは当然です。
 
 
そうそう。
 
 
高校生時代のオイラは水泳部に属していましたが
 
2年生になると、なぜか部長に任命され困惑(こんわく)します。
 
理由は、オイラ以上に早く泳げる同級生が何人もいたから。
 
 
なので、無い知恵を絞って考えたのが
 
一番早く泳げる同級生を主将とする策。
 
 
結果、各種大会では、主将をメインとしたメンバー構成で臨み
 
公立高校としては、前年以上の成績を残す事ができました。
 
 
このような実体験から言えるのは
 
マネージャー(実質責任者)とは別に精神的な責任者を設けると
 
案外、現場がうまく周るということが挙げられます。
 
 
ちょっと前。
 
いつもお世話になっている埼玉・上尾の株式会社ビックサドー
 
石井俊充代表を取材させてもらった際には
 
「店舗マネジメントの責任者が店長であるならば、1年目のスタッフが店長になってもイイんだよね」
 
そのような事を教えていただきましたが、同感。
 
 
今日、伺った飲食店の店長の行動を見ていて思ったのは
 
理美容業界の店長に求められるスキルに対して
 
技術力とはまた違う角度からの評価が、もっと増えるとイイなぁ
 
と言うこと。
 
どうなんでしょうかね。
 
 
っちゅーか。
 
その辺も今年のテーマなんでしょうか。
 
 
ヘアサロンの店長スキル。
 
そこには、技術力以外の要素が大きく影響してくるのです。
 
 
 
本日の感謝
 
送り迎えをしてくれた嫁さんに感謝。
 
いつも、ありがとうございます。
 
 
明日の夢
 
本を読みたい。運の管理学を。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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