理容師カフェ‐小さな理容室の販促物語‐

家族経営の理容室が日々、行なっているちょっとした宣伝事例を情報共有します。

ヘアサロンが繁盛するためには何が必要なのか? 1,000円カット カット専門店

本日の内容【ヘアサロンの経営論。その矛盾】 
 
 
突然ですが、ヘアサロンの儲かる構図を考えてみました。
 
 
前半は、ちょっと小難しくなりましたが(スミマセン)
 
何でしたら、ザーーーっと読み飛ばしてくださいね。
 
 
【設備投資について】
 
店舗設備費、維持費が安いこと。
 
初期投資を低くすることで損益分岐点が低くなるので
 
短期間で黒字経営になる確率が高くなります。
 
もしくは、撤退となっても被害は最小限に抑えられます。
 
 
【人件費】
 
スタッフを雇用すると人件費(固定費)が向上します。
 
ですがその際、インセンティブ(歩合)制にすることで
 
人件費の一部を変動費に出来るので、固定費が圧縮されます。
 
つまり、一時的に売上げ低迷しても、固定費も比例して下がるので
 
急激に経営を圧迫する事態は避けられ
 
その間、対応策を講じる時間的猶予が生まれます。
 
 
【その他】
 
スタッフの教育期間を短縮する事で
 
利益体質を構築する適正な雇用者数を維持できます(固定費圧縮)。
 
特定分野へ資金と時間を集中投下するため、生産効率が低い什器を購入しない。
 
売上げに直結する作業へ徹底すると、生産効率が高まり結果、回転数が向上する。
 
 
 
小難しい前半は、ここまでなんですが
 
経営論に基づいてヘアサロンを経営すると
 
恐らく上記のような取組みを実践すると想像します。
 
とは言え、まだまだ不足していることが多々あると思いますので
 
もし宜しければ教えていただきますと、ホント嬉しかったりします。
 
 
毎度の事ながら、ちょっと話がそれます。スミマセン。
 
 
以前、某シンクタンク(研究機関)の主幹研究員の方とお話させていただき
 
ヘアサロンを経営するならば、 どのような業態にするのかと聞くと
 
理容業界的な表現で恐縮ですが「安床」と即答され
 
驚いたことを記憶しています。
 
 
ですが、冷静になって経営論から考えると
 
ごく自然な発想であると考え直すオイラ。
 
 
理由は、そうです。冒頭の通り。
 
 
 
で、思った。
 
経営論を勉強した優等生的な経営者であれば行き着く先は、、、カット専門店。
 
 
シャンプーなどの流水設備や、スチーマー、遠赤など必要ありません。
 
アイロンやロッド、もちろんデジパー関連器具なども当然必要なく
 
極端な話、簡素なイスと顔とヘアスタイルが映れば良い鏡があれば成り立つのです。
 
となれば、初期投資はかなり安くて済みます。
 
 
そして、予約制ではなく券売機を設置することで
 
レセプション(フロント/受付スタッフ)の人件費削減。
 
同時に予約電話や来店客への接客が不必要となり
 
それが本業(カット)への集中的な取組みとなるので、生産効率が向上します。
 
 
また、スタッフの収入増加に繋がる(売上げが減れば、収入減少にもなります)歩合制の導入。
 
これによって、売上げが低迷した場合でも
 
打開策が考えられる時間的な猶予が得られます。
 
 
カット専門店の経営者は、以上のような理由から経営していると思うのですが
 
それらは、ある意味、納得します。
 
 
髪を切ると言う定義について経営論から考えると
 
カット専門店の経営方法がベストなんですよ。
 
とは言え、私たちの仕事と言うのは、髪を切ることだけなんでしょうか?
 
そこなんですよ。オイラが引っ掛かるのは。
 
 
だからこそ、カット専門店を経営する経営者には
 
「理容師なめんなよ。ゴラァ」と言いたくなるのでしょう。
 
 
とは言え、それを世間一般的には「矛盾」と言うのですが
 
ヘアサロン経営について勉強するほど、その矛盾を再確認する日々が続きます。
 
 
すっげー長文になってしまいましたが
 
何で、そんなことを書いたのかといいますと
 
先日、理美容業界に落としこんだマネジメントゲームを開発したメーカーから連絡をいただき
 
内容を見ると「発表会&取材者も含めたシミュレーション」とのことです。
 
 
面白そうだったので取材申し込みを行ないました。
 
ですが、主催会社を調べていくと某1,000円カットを運営している会社であることが判明。
 
それはそれで全く問題ないのですが
 
何となく、腑に落ちないのも正直な感想。
 
 
1,000円カットの正当性を伝えるために
 
理美容業界版のマネジメントゲームを開発したのなら
 
さて、どうしましょうかね?
 
 
本日の感謝
 
ダラダラと考えられる環境にいられる状況に感謝です。
 
今後も、隙を見ては理屈を突き詰めてみたいと思います。
 
  
明日の夢
 
夕方までに雑務がこなせるように。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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