理容師カフェ‐小さな理容室の販促物語‐

家族経営の理容室が日々、行なっているちょっとした宣伝事例を情報共有します。

『伝わらない』→『分からない』→『存在しない』→『選べない』→『売れない』

毎度どうもです。コンバンハ。
 
昨日、オイラが胸焼けしたビントロを「漬け」にしたら、案外美味しく
 
今朝、嫁さんにバクバク食べられてしまった関口です。
 
 
本日は、株式会社DMPA(ダイレクトメール推進協議会)のイベントを取材した話です。
 
理美容業界に対しては直接関係ない内容かもしれませんが
 
販売促進と言う部分からは共通点があると思い、紹介しました。
 
 
同団体は紙媒体などを通じて、効果的な販売促進を行なう事を目的としています。
 
今回の基調講演は「伝えるコトの重要性~紙媒体のチカラ~」と言うテーマで
 
田中みのる専任講師(ライズマーケティングオフィス代表)が各種事例を踏まえ
 
売れるサービス、さらには「伝える作業」の重要性について話しました。
 
 
まず田中講師の自己紹介からスタート、郵政省職員だった約21年間を振り返ります。
 
「配達員の頃。ゆうパックが配達先で認知されていなかったので説明した」
 
「話を聞いた配達先は最終的に『宅配便より安くて便利』といって購入してくれたが
 
このとき、自分の知っていることを、ていねいに説明すれば売れることを確信した」
 
 
さらに自己紹介は続き、エクスパックが発売されたときの話に触れます。
 
「開発担当者として利便性やコスト面においても、優秀な商品であると確信していた」
 
「が、約1年半ほど売れない時代が続く」
 
「理由を考えた結果『お客さまが理解していないから』という結論に至った」
 
「どんな商品やモノ、サービスにおいても価値を伝えなければ存在しないことと一緒」
 
このように伝えることの重要性に触れつつ、話は変わります。
 
 
とあるホテルでの朝食というシチュエーション。
 
受講者たちに3つのメニュー提案が行なわれます。
 
「コーンポタージュ、トムヤンクン、ビシソワーズ」
 
「この3種類のメニューがあるとする。どれを選ぶか?」
 
受講者がそれぞれ気になるメニューに対して、挙手で応えますが
 
結果はコーンポタージュが一番多く、ビシソワーズが一番少ない。
 
 
「メニュー名と価格だけの情報量では無難な商品が選ばれる」
 
「逆に、メニューと価格以外の情報を加えてみると、どうだろうか」
 
と、次は同じ3種類のメニューに対して素材や効果、対象顧客などの説明が加わり
 
再び受講者が選択すると、今度はビシソワーズが一番多く
 
逆に、コーンポタージュが一番少なくなる結果になります。
 
「人は情報量が多くなると、無難なモノを避ける心理が働く」
 
「商品が売れるということは、ドミノ倒しと一緒」
 
 
ドミノ倒しとはなにか。
 
田中講師は商品が売れない理由として
 
『伝わらない』→『分からない』→『存在しない』→『選べない』→『売れない』
 
という一連の流れが存在すると指摘します。
 
 
であれば、最初の『伝わらない』部分と『伝える』にするだけで
 
その後のキーワードは最終的に『売れる』という答えに向って
 
それぞれがドミノ倒しのように連動していくとも付け加えます。
 
 
売れない理由をシンプルに考えると、伝わっていないコトに行き着き
 
伝えるためにはどうすべきか。まずは、その部分を考えましょうよ。
 
田中講師が伝えたい部分はソコにあると感じましたが、皆さんは、どう思いますか?
 
 
本日の感謝
 
木曜日は楽しみなテレビ番組があるんですよ。ケンミンショー、カンブリア宮殿
 
早めに帰宅してブログも更新したし、後は見るだけです。今晩も、楽しみでーす。
 
 
明日の夢
 
潜入取材したいなぁ、などと思っています。
 
気になっているヘアサロンがあって、予約が取れるとイイなぁ。
 
 
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田中みのる ビシソワーズ 本当は白タック加工の話も紹介したかったんですよー