理容師カフェ‐小さな理容室の販促物語‐

家族経営の理容室が日々、行なっているちょっとした宣伝事例を情報共有します。

都理協 経営セミナー

昨晩は、東京都の理容系研究団体の集合体・都理協(とりきょう)主催の
 
経営セミナーを取材させていただきました。
 
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受講者に質問を投げかけ、答えるという流れのセミナー
 
講師は上場請負人とも呼ばれている元・ドクターシーラボ社長の池本克之氏です。
 
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          常に笑顔の池本講師はビジネスの本質を語る
 
 
こんばんは。本日もご訪問ありがとうございます。
 
「締め切りが近くなると、ウナされて寝ているけど、気付いてないでしょ?」
 
と、嫁さんから言われたエロ侍です(汗)
 
 
冒頭の話に戻しますが、昨晩の経営セミナーで勉強になった事が、2つあります。
 
1つ目は、池本講師が受講者に投げかけた質問に対する答え。
 
「売上げを生む要素はなんですか?」と聞く池本講師は
 
数分間と言う時間ですが、受講者同士の話し合いを促し
 
しばらくすると受講者からは、こんな声があがります。
 
 
「技術と店販」と。答えたのは二人でしたが、共通しています。
 
 
池本講師の答えは「客数×単価×購入回数(来店頻度)」でしたが
 
このやりとりから、理容業界の「売上げ」に対する定義と言うのは
 
もしかしたら、顧客一人当たりに対する意識が強く働くのかな、などと思ったのです。
 
 
「客数×単価×頻度」と言うのは時間軸が存在します。
 
一日、一ヶ月、一年の売上げと言うように。
 
一方、顧客が来店された際の売上げは「技術(料金)+店販(料金)」。
 
 
このニュアンスの違いは、非常に勉強になりました。
 
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      受講者からの質問は新規客の集め方と、顧客管理について
      一つひとつ、時折、話が脱線しながらも笑いを誘いながら解説していた
 
そして2つ目は、顧客満足度について。
 
「どのように調べていますか? 顧客満足について」と聞く池本講師に対し
 
オイラは「顧客アンケートの結果じゃねーの?」などと思っていましたが違います。
 
 
「アンケート結果から顧客満足度を参考にするケースもありますが、要注意」
 
「担当者が目の前にいて書き込むアンケートでは、本音は聞こえてこないから」
 
「だからこそ、新規客の再来店率に着目したい」
 
「そこから、顧客満足度が理解できるので」と教えてくれます。
 
 
確かに、アンケートで「満足した」と記入しても
 
実際、次回に来店されないと言うのは、本質的な満足度が低いからだと思います。
 
諸事情は別として、満足していれば次も来る。シンプルに考えると、そうなります。
 
 
そして、そこに顧客再来店比率ではなく
 
新規客の再来店比率を持ってくる考えが、新鮮でした。
 
 
理容業界の売上げに対する認識の一部考え方。
 
さらに、顧客満足度の見極め方。
 
新規客数以上に、再来店比率を高めることこそ、売上げ向上に繋がると考えていますが
 
その裏づけの一つを、昨晩の経営セミナーで再確認しました。
 
 
ヘアサロンを経営していない奴が、理想論ばかり書いてんじゃねーよ!
 
と言う突っ込みもありそうですが(汗) スミマセン。
 
 
本日の感謝
 
いつも無理を聞いてくれる、弊誌サロンオーナーのデザイナーさんたちに感謝です。
 
ありがとうございます。明日、明後日、頑張ろうっとオイラ。
 
 
明日の夢
 
お友達が遊びにきます。昼酒大会になるのかな?