理容師カフェ‐小さな理容室の販促物語‐

家族経営の理容室が日々、行なっているちょっとした宣伝事例を情報共有します。

新規客のリピート率が向上する方法

寒いですねぇ。コンバンハ。いつもご訪問ありがとうございます。

本日、地元がテレビで紹介されて、かなり嬉しいエロ侍です。

普段歩いている町並みがテレビ画面で映し出されていると、結構楽しいもんですね。


ここ数日読んでいる販売促進の教科書(商業界臨時増刊)で面白いなぁと思ったのは

人は購入した商品に対して、納得したいと思う心理が働くと言う一文です。


例えば、色々と迷った挙句(あげく)に買った携帯電話やパソコン。

そのコマーシャルがテレビで放送されていた場合、思わず見てしまいませんか?

「おっ! この間買った携帯(もしくはパソコン)だ」と。


これは、購入した商品が良いモノである、もしくはあって欲しいと思い込む再確認の一環と

本書は説明するのですが、オイラ物凄く理解できます。恥ずかしながら、そんな経験ありますから。


でね、こんな事例も紹介されていたりします。

とある美容室では、新規客が来店された際、後日、感謝の言葉を書いたカードと共に

自店を紹介した小冊子を同封していると。


新規客が勇気を振り絞って行ったヘアサロン。

帰宅して数日の間、納得したいと思う時期に、その材料(小冊子)が送られて来た場合

前述の心理的な影響から、じっくり読むと言うのです。


つまりです。

新規客の場合、来店された感謝の気持ちを書いたサンキューレターと一緒に

自店の良さをもっと知ってもらう為のアイテムを同封すれば、より効果的となります。


小冊子で紹介されているスタッフを見た新規客が

「シャンプーを担当してくれた人は、この人だ。へぇ、そんな趣味があるんだ」

などと思いながら見入ってしまうとも考えられますからね。


さらに、インテリアのこだわりやサロン名の由来なども説明していれば

納得したい新規客は「そっかー。そのような意味もあるんだ」という心理になる可能性も充分あります。


新規客が一気に優良顧客までにランクアップするとまで言いませんが

何もしないよりも、再来店率が向上する事は想像に容易いです。


読書から学ぶ事は多いです。ホント。


本日の感謝

販促の教科書。

まだ読んでいる途中ですが商業界編集部の皆様。

理美容室の事例を数多く取り上げていただき、ありがとうございます。


明日の夢

大串哲史さんのサロンを取材させていただきます。

久し振りに伺うので、かなり楽しみです。