理容師カフェ‐小さな理容室の販促物語‐

家族経営の理容室が日々、行なっているちょっとした宣伝事例を情報共有します。

理容技術は癒しの技術

こんばんはー。いつも、ご訪問いただきホントありがとうございます。

いつもより、ちょっと早めの時間に更新しているエロ侍です。


そー言えば、先月行なったチェックマン取材を紹介するの忘れていました(汗)


ちなみに、チェックマン取材とは、オイラが色んなヘアサロンにお客として行き、

良かった部分などについて考えてみる弊誌サロンオーナーの連載コーナーです。


ちゅーことで、本日はチェックマンネタにさせていただきますね。


今回は、以前から気になっていた都内某所の理容店。

何回かホームページを見ていたのですが、なぜか「よし! 行こう!」とは思いませんでした。

自問自答してみますと、気になっていた理由は、施術内容がていねいに紹介されていること。

逆に二の足を踏んでいたのは、スタッフ紹介がなく、どことなく怪しさを感じていたから。


結果、気にはなるけど、なんとなく距離感がある。

そんな感じでしょうか。
 

サロンに到着し、受付を済ませて、ウエイティングスペースにいくと、

そこには長方形の大きな本棚があります。


見ると、ヘアサロンにあまり置かれていないようなハードカバーの書籍がズラリ。

政治・経済・マーケティングなどを中心とした難しそうなモノばかりですが、

そこからは上品なイメージを受けました。


ヘアサロンの場合、置かれている雑誌などで、なんとなく客層が想像できるのですが、

今回のヘアサロンは男性サラリーマンをターゲットにしていることがうかがい知れます。

正直、ウエイティングスペースで空気感といいますか、居心地の良さを感じたのは初めて。

そのように考えますと、結構重要なポイントなのでしょうか、ウエイティングスペースは。


カット終了後シャンプーに入りますが、担当してくれた理容師さんが、そのまま行なってくれました。

ホームページでは「とても気持ち良いシャンプー」と書かれていましたが、実際に施術を受けてみますと

かなり気持ち良いシャンプーで、ヘッドスパという表現の方が正しいかもしれません。


というのは、オイラ、ヘッドスパが結構好きで、この企画でも何回か体験していますし、

ヘッドスパ専門店にもいきました。

恐らく、いままでで一番気持ち良かった台湾式ヘッドスパと同等か、それ以上です。


最初は頭皮全体を洗い、続いてツボ押しマッサージ、

その次は場所ごとを集中的に洗うという3パターンのシャンプー。

力加減やスピードなども非常に気持ち良く、

手首から指先までは力が入っていて、それ以外は力んでいない。

そんな表現がピッタリです。


ただし、爪を切ったあとだったのでしょうか、

ほんの少し、爪に角が残っており、ときどき頭皮に引っ掛かりました。

重箱の隅を突くようで気がひけるのですが、そこが気になったと言うのも本音。


そして、もう1点。ホームページの表記に「とても気持ち良いシャンプー」とありますが、

これ、省略し過ぎだと思います。

経営戦略的にあえて事前に説明しないで、感動率を高める作戦であれば別ですが、

今回のヘアサロンの強みでもあると思うので、

もっと前面に打ち出しても良いと感じてしまいます。


その他にも色々とあったのですが、長文になってしまいましたので、

ここでは、この辺にしておきます。スミマセン。


ただ一つ言える事は、今回の技術は、理容技術の本質からブレなく、

真正面から正直に行なっているということに気付きました。


いまでこそ「癒しをコンセプトに」と言うサロン経営者は多いと思いますが

本来は理容技術そのものが、癒し技術なのです。

経営者は、そこを理解していると推測しますし、施術を受けたオイラ自身が

理容技術の本道を進めば、今回のような感動が得られることを知りました。

かなり、癒されました。


小細工なしで本道を突き進む理容店。かなり良かったです。


ちなみに、今回のカットコースの料金は6450円(税込み)。

安いと感じました。


本日の感謝

弊社と最寄り駅の中間にあるシモジマでポストカードを購入。

種類が豊富で、いつも助かっています。

クリスマスムード全開で、今回も色々と楽しめました。感謝。


明日の夢

POPコンテストの応募が無事できますように。