理容師カフェ‐小さな理容室の販促物語‐

家族経営の理容室が日々、行なっているちょっとした宣伝事例を情報共有します。

顧客管理取材

さて、本日は更新を二回にわけてみました。

後半は仕事ネタです。


東京・代官山にある美容室のARC+に伺わせていただきました。ありがとうございます。

顧客管理の実践についての取材でしたが、ご紹介いただきましたSPCN南青山の皆様、ありがとうございます。

ご協力いただきました林田幸一代表とは初対面なのですが、物凄く自然体な方で

また会いたいと感じる人間力の持ち主であると思いました。


話の中で印象深いのは、問題点についての取り組み。

例えば技術別のリピート率を数字で表して、そこから、ミーティングを行ない、

スタッフ全員で原因を考えます。

その上で、技術的な部分も含めた見直す部分をトレーニングすると言う流れとなっています。


つまり、技術トレーニングを行なう理由を、顧客管理データから考え

なぜ行なうのか、そこを明確にするのです。

技術トレーニングに対して、参加者のモチベーションがイマイチ高まらないのは

どうして行なうのか、そこを理解していない事も原因の一つと考えられるからです。


一方、紙カルテの活用方法として勉強になったのは、

来店周期が伸びている客数をリアルに感じるために行なっている事です。


例えば、前回来店から3ヵ月が過ぎている新規客や顧客数を出す場合

顧客管理ソフトで調べると瞬時に、その人数がモニターに出ます。

「○○人」みたいな数字が出るのですが、それだとイマイチ、リアリティを感じられません。

その解消方法として、同店では、来店頻度が延びているカルテの枚数から

数字をリアルに感じるようにしています。


数字だけを知るよりも、カルテの枚数を実際に目にして

場合によっては手に取って、その数を目の当たりにすると、より切迫感と言いますか

現実が理解できて、緊張感を抱くと言うのが、取材にご協力いただいた林田代表の考え。

そこにも、当然、来店頻度の短縮に対する取り組みを行なう前の現状認識

その意味合いが強く感じられます。


「どうして、来店頻度短縮を行なうのか」

まずは、その理由をスタッフ全員で共有する部分事から行なう。

本日の取材を通じて勉強になった一つとしては、

スタッフ自身が、行動理由を自覚する必要性について。

そこに、アナログとデジタルを使い分けていると言うのが勉強になりました。


本日の感謝

SPCNさん、ARC+さんとの御縁に感謝です。

特にARC+の林田代表が何気なく言った「成功事例が共有できれば良いよね」

その一言が、オイラ的にズドーンと心に響きました。


情報は発する所に集まる。

この言葉はいつもお世話になっているメジャーセブンさんに教わり

オイラなりの経験では、情報を発すると倍になって帰ってくる事が多々ありました。

色んな人との御縁から学ぶ事があると再確認しました。ありがとうございます。


明日の夢

今週は、ずぅーっと取材先に直行、そして直帰なんで、会社に行きたいんです。

突発的な取材、もしくはお誘いなどもあり、なんとも言えないのですが、

とりあえず、会社に行きたいです。