先週の事です。
会社から帰宅する際に、とある中華風居酒屋の前を通りかかったのです。
偶然、会計を済ませた二人組が出て来ました。
「いや～安いねココ！」
「そーですね！ 良いですよ、この居酒屋さんは！」
「もービックリだよ、ほんと！！！」
酔っ払っているのでしょうか、かなりテンションが高かく、そのような話をしています。
「そーいえば、味もマアマア旨かったよな！！」
「そーなんですよね」
「料理が出てくるスピードも速かったし」
「頼むと、すぐに出てきました」
「会社からも近くで、便利だよな！！！」
「そーですよね！！！」
とまぁ、こんな感じで終始盛り上がっている話がオイラの耳に入ります。
この時思ったのが、やはり最後の印象と言うのが非常に重要であると言う事。
一番最後の印象が、そのお店のイメージになると言う話を以前聞いた事があり、
その代表例が、二人組であると感じました。
恐らくです。
想像すると、予想以上に価格的なパフォーマンスが強く、それにビックリした二人組は
自分たちの印象をさらに肉付けと言いますか、拡張させるために、もっと良い所を見付け
「味もマアマア」「スピード感がある」「会社から近い」と言ったキーワードが出てきたと思うのです。
この「味」「スピード」「立地」は後付けキーワードであり、会計の際に感動しなかったら
もしかしたら、思い出さなかったとも考えられます。
店を出る際の最後の印象の重要性を再確認した出来事でした。
弊誌サロンオーナー４月号では魔法の３スタンプ・カードを紹介させていただきました。
これ、以前から気になっていたのですが、要は、ポイントカード的要素以上に
最後の最後に「お得感」を演出しするアイテムとなっています。
３ポイントで次のステップにのぼれる敷居の低さ。
最初の１ポイントが既に印刷されている事で受ける、お得感。
自分以外も使用できるので、使いまわしができ、
それが顧客周辺の見込み客の集客に繋がるとも考えられます。
新規客が最後にカードを貰い、すでに１ポイント目が印刷されていますので
ポイント２の部分にスタンプが捺（お）されます。
あと１ポイント捺されますと、何かしらのサービスが受けられる。
しかも、自分以外が使っても可能。
前述の中華風居酒屋から出てきた二人組ではありませんが、
似たような効果が得られると考えますが、皆様は、どう思いますか？
お店を出る際の「印象」、これが存在するか否か。
勉強になります。
話は大幅に変わりますが、以前も書きましたが、最近、キミがこの本を買ったワケを読んでいるのですが
かなり勉強になります。
口コミは案外、効果が少ない。人が口コミの影響を受けるのは、せいぜい二人の相手くらいだから。
なぜ、突然カツカレーが食べたくなるのか。突発的なイメージと経験が重なった時に、願望が生まれる。
チキンラーメンは、卵を乗せるクボミを作って売上新記録を達成。客に仕事を残した成功事例。
終始、こんな感じです。
で、一番勉強になったのが、印象深いコマーシャルほど、商品の売り上げに貢献していないという一文。
コマーシャル本来の意義の一つである販促。
これに繋がっていないケースが多いと指摘します。
で、著者が一番おもしろいコマーシャルとしているのは以下です。
15秒と言う短い時間。
商品名の告知。
それでいて、視聴者の興味をひく。
このような条件下で創意工夫を行なうことが重要で、
湖池屋のジャガッツのコマーシャルが、それらの条件をクリアしているとしています。
なるほど。
理美容業界で言うところのリーフレットなどで活用できそうな考えです。
これまた勉強になります。
さて、最後は今週のアンディ通信です。
【アンディ通信♪♪】
食べ過ぎで、嘔吐と下痢に見舞われました（汗）。当分はオヤツなしですね。
おとなし過ぎるのも、それはそれで心配でした。目が逝っています。
二日酔いのオイラの表情と似ていると思ったのですが、どうでしょうか？
「だ、だるい。。。」そんな感じですね（汗）。
心配したのも束の間。一晩寝たら完治していました。
早朝6時から、顔をガジガジ噛まれます。
二日酔いが解消されて「さーて、誰と飲みに行こうかな」そんな事を考えているオイラと同じ表情です。
お外に行きたいのでしょうか、時折、窓を眺めています。
来月に、注射をもう一本打つまで我慢です。
ちなみに、現在の体重は6.9キロ。着々と増えています。
オイラも着々と肥えています（泣）。
本日の感謝
続・三丁目の夕日を見ました。
懐かしい気持ちになり、良い映画を見れる環境に感謝です。
では。
