理容師カフェ‐小さな理容室の販促物語‐

家族経営の理容室が日々、行なっているちょっとした宣伝事例を情報共有します。

便所掃除から学ぶ

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本日、以前から興味があった「日本を美しくする会 掃除に学ぶ会」に参加しました。

何をしたのか、と言いますと便所掃除です。

まだ企画段階なのですが、ヘアサロン経営者を対象としたトイレ掃除の連載企画を考えており、

色々考えるまえに、とりあえず体験を通じて何かが得られると考えたからです。


午前8時。会場(中学校)に到着後、受付を済ますとグループごとに集合し、

自己紹介、掃除道具の使い方がレクチャーされると

経験豊富なリーダー・サブリーダーの指導の元、各自の担当箇所を掃除します。


オイラの担当は入口から一番奥にある小便器。

コレ、汚れ具合は少なかったのですが、入口近くの小便器は使用頻度が高い為

汚れ具合が結構凄く、担当した中学生が黙々と掃除をしていました。


ちなみに、オイラの隣の小便器は会場となった中学校の校長先生が担当です。

校長先生と掃除道具の貸し借りを行ない、ゴシゴシと掃除を行なう事は、そうそうありません。

貴重な経験です。


素手で便器を触り、見えない部分の滑(ぬめ)りを確認しながら、ゴシゴシ。

洗剤を付けながら磨くと輝きを取り戻し、これが結構感動します。

約20分かけて便器と床を磨きあげ、最後に各自が感想を述べます。


「見えない所が汚れており、そこを見付けてキレイにするから面白い。これは人生も一緒ではないか」

などと、偉そうな事を言ってしまいましたが、達成感のようなモノを感じました。


同会ではトイレ掃除を行なう理由として


謙虚な人になれる

気づく人になれる

感動の心を育む

感謝の心が芽生える

心を磨く


としていますが、オイラはまだまだ未熟なので、なんとなく理解できた程度です。


頭の中で考えるだけではなく、とりあえず行動してみる。

その意味が理解できた貴重な体験でした。

恐るべし、掃除道。

では。


日本を美しくする会HP
http://www.souji.jp/index.html