弊誌サロンオーナーの連載企画でお世話になっている興和サイン㈱に伺った時の話。
ちなみに、興和サイン㈱は個性的な看板など手掛ける会社です。
以前、唐突に「看板の文字って、平面的なケースが多いけど、それって違和感がない?」と聞かれると
答えに困るオイラ。
すると続けて「世の中、立体的なモノばかりなんだけど、看板の文字は平面が多いんだ」と語ってくれます。
つまり、立体的なモノに囲まれて生活している中で、看板の文字は立体的ではないため、
どうしても、無意識のレベルで違和感を感じてしまうと言います。
先週末、いつものように伺うと、一冊の小冊子「笑う門には福来たる!」をいただきました(写真)。
いつもお気遣いいただき、感謝です。
これ、顧客や訪問客に無料で渡していると言います。
読むと「人は人がいる所に集まる」と書いており「だからこそ、お客様の声が効果を生む」ともしています。
当店には、こんなに多くのお客様が来店されています。
そのようにアプローチする事で、安心感が生じるんですね。
「お客様の声は質より量」と言うのは、東芝ITコントロール(株)の高田靖久氏。
恥ずかしながら、その理由が何となく理解できました。
11日(木)の日記にあるヨリタ歯科医院も、事あるごとに小冊子をつくり、
待合室に置いて同医院の取り組みなどを顧客(患者)に伝えています。
研修旅行に行って見聞を広める事は良いのですが、それらはお客さまに伝わってナンボ。
もしくは、自店の強みやこだわりなどは、言葉で説明しないと顧客に伝わりません。
そのための小冊子でもあると思います。
顧客を教育すれば客単価がアップする。
そんな話を、だいぶ前に、縮毛矯正に特化した美容室経営者から聞きました。
興和サインの小冊子を読んでいますと、過去の若気の至りから始まり、そこから学んだ自社の強み
そして何よりも、看板の必要性や間違った知識に対するアドバイスなどが書かれています。
色彩バランスが潜在意識に刷り込まれる事、業種・業態・店情報と言う視線誘導の三段階が効果的である事などなど
専門家ならではの奥深い知識を知る事で、その重要性が理解できます。
となれば、看板は屋号が書かれていれば、それで良しとしていた考え方から
もう一歩踏み込んだ興味が湧き、それが単価アップに繋がるとも考えられます。
オラクルひと・しくみ研究所の小阪祐司氏曰く「お客様は知らないことばかり」とあります。
であれば、小冊子は、まさにその解決に繋がると思うのですが、いかがでしょうか。
では。
興和サインHP
http://www.e-sign.jp/
高田靖久
http://www.newsletter.jp/seminar.htm
ヨリタ歯科医院
http://www.yorita.jp/
小阪祐司
http://www.kosakayuji.com/