理容師カフェ‐小さな理容室の販促物語‐

家族経営の理容室が日々、行なっているちょっとした宣伝事例を情報共有します。

新規ヘアサロンの内覧会に参加

昨日は、栃木・宇都宮市に新規オープンしたヘアサロンのレセプション(内覧会)に参加させていただきました。

嫁と甥っ子を誘い、ちょっとしたドライブ感覚です。

まっ、オイラは車の運転をしないので、かなり気楽です。


出発した約2時間後、お目当てのサロンに着いたのですが、何と言いますか、

物凄く贅沢な内装となっております。

外観はシンプルなのですが、一歩入り、そして進むと奥が深い。

そんな印象を受けました。

しかも広い。推定40坪。あくまでも推定ですが。


美容室と理容室が併設されており、美容室の方は施術スペースが8席。

半個室となっているスペースもあり、しかも、それぞれのインテリアが世界各国をイメージしています。

フランス、イタリア、イギリスなどなど。

シャンプーブースは照明を落とし、完全寝られるモード。


一方、理容室はラグジュアリーモード全開で、大人のヘアサロンとなっています。

こちらも個室スペースが存在し、ワンランク上の顧客を意識した内装となります。

正直、オイラの場合は、この手の落ち着いた雰囲気が大好きで、

もっと言えば、カット中に隣のイスに若い女性客がいると、結構、緊張してしまいます。

まっ、35歳のオッサンの戯言(たわごと)ですね。

ただし、以前、新規客になりすまして潜入取材する企画で伺った銀座のメンズヘアサロンと比べますと、各段に、こちらが上。

スタッフにオイラの顔がバレてしまったので、潜入取材はできないのが残念。


そんな事を考えていますと、嫁と甥っ子の姿が見えません。

探してみると・・・来客用に置いてあるチョコ食べてる(汗)。

しかもバクバクと。


「これ、美味しいね!」

「栃木で有名なチョコレートらしいよ!」

「キャハハハハハ」

そんな会話が聞こえると、そこにはジーパンの嫁と

ビーサン&ジャージ姿の甥っ子の姿が(滝汗)。


「カットコースで1万1550円だって!」

「高いよね!」

と言うので、改めてサロン内を見て回ると、ちょっと表情に変化が生まれます。

しばらくしますと「なんか、良いかも」などと、したり顔で言いやがります。

そして、このような発想となる嫁。

「このお店に来れるように頑張ろうね。(甥っ子に向かい)お前もな」と。


帰りの車中では「あー、あのお店(伺ったヘアサロン)で髪切りたい!」

「近所にあれば、絶対に行ってるよね」と言うから、

その理由を聞くと意外にも、こんな応えが返ってきます。

「何気なく置いてある小物が、一つひとつオシャレなのよ。理容室も美容室もね」

「理容室で売っていた商品(店販品)も意外と安かったよね」

「シルバーっぽく見えて、実はそうではないけど、案外、センス良かったよ」

オープン前だから買わなかったと言う嫁ですが、

見てないようで、ちゃんとチェックしている事に驚くオイラ。


サロンの価値を知れば、価格は関係ない。

いささか机上の空論かもしれませんが、嫁の言動から、そう感じました。


「もらってきたチョコ食べようか。美味しいよ!」

と車を運転しつつバクバク食べる嫁の横顔が、何となく頼もしく思えてしまいます。


潜入取材企画、今度、嫁に行ってもらおうかな。

真剣に考えていますが、どうでしょうか?

では。


そうそう。昨日、伺ったヘアサロンはコチラです。

http://banet.jp/popup/038.html