理容師カフェ‐小さな理容室の販促物語‐

家族経営の理容室が日々、行なっているちょっとした宣伝事例を情報共有します。

ヘアサロン経営と保険

1年間を通じて開催されている古田土(土に・)会計士事務所主催の経営塾。

過日、取材・受講させていただきました第7回目は経営に関する保険講座というテーマです。

講師は保険サービスシステム株式会社の職員さん。


そもそも、保険に対する考え方として、二通り存在すると語ります。

「発生頻度が高く、被害が比較的少ない事故などに対する内容と、

発生頻度は限りなく低いのですが、一度発生したら、その被害は尋常ではない事故」

「前者は会社の現金で対応できますが、後者の場合、大金が発生しますので、保険が必要となります」

「しかし、多くの場合、前者に対する保険の興味が高く、

後者に対する備えが手薄になってしまうのが現状です」
 
つまり、発生頻度が大きいから保険に加入するのですが、

いつ発生するのか想像できない部分に関しては、どうしても先延ばしになってしまう。

中小企業の場合、経営者の死亡はその影響が大きく、しかも突発的に発生します。

しかも、もしかしたら明日起こりうるかもしれません。

だからこそ、万が一のために備えるのが保険の役割であります。

経営者がスタイリストでもある、しかも稼ぎ頭であるケースが多い理美容業界にも、その必要性は高くなります。


保険サービスシステム会社は「ベストアドバイスのみを提供すること」を経営ビジョンとしており

保険を全社比較し、数多くある選択肢から企業に最適な選択肢を選定していると話します。

公的保険、民間保険を一元化したコンサルティング会社だからこそ、

多くの職種、状況に対して適切な事例を提案することができるとも語ります。

「保険料の一つひとつは少額ですが、保険料を全体的に見てみますと、その金額は高額になります」

「となれば、経営者が本気になって保険の見直しに取り組むケースは多々あります」
 
「たとえば、火災保険の場合、住宅総合保険からオールリスク型火災保険に変更し、

なおかつ保険会社数社を比較対照することで、保険料が35%ダウンとなるケースも存在します」

「しかも補償範囲が広がり、より安心な補償体制を構築することが可能」

そして、保険加入に際してのポイントを以下の6点と説明してくれます。

1 契約当初から解約返付率が高い会社を選ぶ

2 決算期に導入して分散加入

3 年金支払特約を付帯する

4 資金調達ができること

5 自振適用除外更新を提出する

6 被保険者は同族に集中する

これら一つひとつの解説は、長文となり読みにくくなるため、ここでは省略しますが

どちらにしても、保険について真剣に考えてみる必要性を感じました。

では。