理容師カフェ‐小さな理容室の販促物語‐

家族経営の理容室が日々、行なっているちょっとした宣伝事例を情報共有します。

ヘアサロンで行なうエステのメリット

最近、ヘアサロンで行なうエステについて取材を進めています。

エステサロンのように敷居が高いイメージではなく、もっとお手軽にできるエステ。

その実例や各種専門家に話を聞いたりしていますが、共通するキーワードが聞こえてきます。

それは、カウンセリング。

もっと言えば、コミュニケーションの取り方となります。

エステ技術も大切なのですが、それ以上にお客さまとの信頼関係を築けるのか、

そこが成功のポイントである事が、浮かび上がっています。


先日は、ヘアサロンで行なうエステに特化した提案を行なっている

㈱ノス・コーポレーションという会社を取材させていただけました。

ネットで偶然知ったのですが、取材依頼に対して、とても親切に対応いただき感謝です。


さて、取材内容はメリットとデメリット、そして、その解消方法についてなのですが、

想像以上にヘアサロンで行なうエステ市場の大きさを知り、かなりビックリしました。

エステに興味はあるものの、専門店には行きにくいと言うお客さまは多く、

であれば、ヘアサロンで提案する事で、興味を示すお客さまは多いのではないでしょうか。


面白かったのが、エステを導入する事で、それが店販率からカラー率、

パーマ率の向上に繋がると言う話です。

理屈は簡単。

エステを行なうと、サロンで施術した時だけではなく、当然、ホームケアも必要となります。

むしろ、ホームケアの方が重要かもしれません。

病気になって医師に診てもらい薬を処方され、そして、言われた通りに飲む。

だから病気が治る事と一緒で、エステを通じて美と健康を維持したいのであれば、

やはり、日々のお手入れ(ホームケア)がウエイトを占めると考えられます。

となれば、店販品を薦める際、押し売り的な感覚から、

必然的に「お客さまのため」と言う心境になります。

この「お客さまのため」と言う発想が常にある事で、経験を積み、勧め方がよりナチュラルになり、

カラーやパーマをアプローチする際にも役立つと言います。


だからこそ、冒頭の信頼関係が大きく関係し、

エステを行なう際の注意点としましては、まさにそこになります。

「今の状態の説明」

「だから、このような施術内容が必要で、当店のメニューでは○○もしくは○○が該当する」

「ホームケアには、この商品もしくは、これが良い」

コミュニケーションを取りつつ、少なくとも、この3点の説明は必要となりますが、

その根底には、信頼している相手に言われているか否かなのです。


話は少し変わりますが、オイラ、ここ数週間、歯科医院に通っている事は、過去の日記で書きました。

正直、いまだに怖くて、いつも直前になると、どうすればバックレられるか、その言い訳を考えています。

理由は、歯科医のスタッフの顔が見れないから。

マスク越しに話をしてくれますが、それだけでは分りませんし、いきなり注射すると言われた時には、

血圧が200を超えるくらいビビりました。

相手を信頼していない証拠、そのものですね。

どうして、その技術なのか。この薬を飲むとどうなるのか。

それらの説明の重要性を肌で感じました。

ちなみに、その歯科医院には販売用のデンタルグッズがディスプレイされていますが、

一向に興味が湧かないオイラがいました。


話を戻しますと、サロンとお客さまの信頼関係は、すべてに影響してくると思うのです。

だからこそ、技術もさることながらコミュニケーションも重要なポイントとなり、

となれば、すでに顧客との信頼関係が構築されているヘアサロンでエステを導入すれば、

専門店以上にスムーズに受け入れられると考えます。


そのような話をいただきました昨日の取材。

ヘアサロンで行なうエステの魅力について多々勉強になりました。

では。


㈱ノス・コーポレーション
http://mmstaff.net/index.html