理容師カフェ‐小さな理容室の販促物語‐

家族経営の理容室が日々、行なっているちょっとした宣伝事例を情報共有します。

儲かる仕組みを模索しているヘアサロン

昨日の日記の続きです。


本日、行ってきましたヘアサロン潜入取材に。

「チェックマンが行く!」と言うベタなタイトルなんですが、案外、自分自身、楽しんでいる企画。

伺うまでの間、非常に期待値が高いと言う話は、昨晩書きました。

で、行った感想です。


大きな感動はないものの小さな感動があり、今までの潜入取材の中では満足度が高い水準にあります。


予約の電話をすると最後に「楽しみに待っています」と言う一言がもらえたり、

サロンに伺い「15時に予約した…」と言い掛けますと「エロさんですね」と言ってくれます。

レセプションの重要性に気が付いているサロンである事が理解できました。


そんな事で本当に好感度が上がるのでしょうか。

ハイ。上がるんです。

新規客は、そんなもんなんです。

だって、物凄く不安なんですもの。サロン内を見渡せば全員知らない人ばかりだから。


そしてカウンセリング。

最近、どこのサロンでも流行しているのでしょうか、デザインと共に料金を最初に提示してくれます。

今回はカットとヘッドスパ、そしてシェービングをオーダーしました。

プレシャン→カット→シェービング→リンシング(シャンプー込)→ヘッドスパ

このような流れでしたが、シェービングを最後にしたら、より満足度が高かったと思います。


ヘッドスパ技術のレベルが高く、セット椅子での施術で、いささか雑音が多かったにも関わらず、

5分後には睡魔に襲われ、かろうじて意識を保つのが精いっぱいでした。

…すんません。最後の10分は寝ていました(汗)。


ですから、この後にシェービングと続きますと、野球で言うところのヒット・エンド・ラン、

そしてタイムリーツーベースヒットが、スコンスコンと続く感じです。


まっ、これはシェービングの気持ち良さを中心に考えているオイラだからの発想なんでしょう。

ただ、サロン内を見渡せば男性客が多く、またヘッドスパのリクエストも多いと言う話から、

そのような流れに変更しても良いのかな、とも思います。


また、お客さまの声を集める事は良いのですが、そこから何が・どのように改善されたのか、

それらをPOPなどを通じて公表すると、さらに良くなるとも考えます。


その他にも次回来店の際には、電話番号を登録してナンバーディスプレイから

予約時には電話を受け取る際に「エロ侍さま、お電話ありがとうございます」と言うシステムの説明がありました。

さらに、会員番号が電話番号の末尾4桁なので、会員証を紛失したり番号を失念した場合は、

電話番号の末尾4桁を提示すれば解消できるなど、

時代の流れに沿った方法、そして定番的な手法などが織り交ぜられております。

これ一つとっても、サロンの経営者は多くの事例を学んでいる事がうかがい知れました。


技術的な指摘も少なからずありましたが、それは弊誌サロンオーナーでは軽く触れるとしても、

仕組みを模索している、今後楽しみなサロンです。

そんな事を感じた今日この頃。

では。