理容師カフェ‐小さな理容室の販促物語‐

家族経営の理容室が日々、行なっているちょっとした宣伝事例を情報共有します。

理美容師の名刺

掲載月号は未定ですが、ヘアサロンにおける販促物をテーマにした

連載の打ち合わせを、ここ数ヵ月行なっています。

郵便事業株式会社の職員さん、美容師さんでありコンサルタント業にも携わっている方という

不思議なご縁によって構成されたメンバーで進めています。


先週の打ち合わせでは、理美容師さんの名刺がテーマに挙がり、

早速、会社の机に保管されてある名刺一つひとつに目を通してみました。

面白いと言いますか、目がとまる名刺には、いくつかの共通点があり、

ジャンル事に分類してみますと次のようになります。


1 ワンポイントによるアイキャッチ効果を狙った名刺。
  
サロンのロゴやキャッチコピーがドーンと存在するタイプです。


2 変型タイプの名刺。

  従来の名刺サイズではなく、少し小さかったり、もしくは正方形もあります。


3 似顔絵による名刺。

  1と似てきますが、スタイリストの似顔絵が載っている名刺。


4 デザイン重視の名刺。

  ひたすらカッコ良さを追求し、感性を前面によって訴求効果を狙います。


5 空間を活かしたシンプルなタイプの名刺。

  基本情報以外掲載しないで、余白スペースを意識しながら残すタイプ。


6 地図が明記してある名刺。

  住所だけではなく、最寄り駅もしくは目印からサロンへの経路が紹介されています。


7 文字情報満載名刺。

  裏面をみると、スタイリストの経歴やサロンのビジョンなどが詳細に書かれているタイプ。


8 2ページ以上ある名刺。

  2の変型タイプに属しますが、折り込まれたモノや小冊子というモノもあります。


9 遊び心が満載名刺。

  基本情報を記号やイラストなどに変えながら紹介しています。


手元にある名刺の半数が、ごくごく普通の名刺で、残りの半数は以上のような名刺となります。

郵便事業株式会社の職員さんの名刺は、遊び心満載の内容となっており、名刺交換した際、

「初対面の方と名刺交換した際、少なくとも5分間は、名刺の内容で盛り上がる」

と語ってくれます。

オイラの場合も、同じような狙いから名刺にある名字は、旧漢字を使用しており、

「へぇ~。これで○○って読むんですね。知らなかった」と聞かれ、

そこから会話の糸口を広げていく作戦です。


どちらにしましても、たかが名刺とは言え、知恵と工夫を凝らせば

想像以上の効果が見込めると思っていたりします。

そんな事を日々考えています。

では。