理容師カフェ‐小さな理容室の販促物語‐

家族経営の理容室が日々、行なっているちょっとした宣伝事例を情報共有します。

接客と売上

「愛されて売れる接客 異業種NO1の接遇実績をもとに、いま、美容室経営に生かす!」

と題したセミナーを受講&取材させていただいた。

講師は (有)エムズジャパン代表取締役の南雲雅枝氏。


主な内容は、接客を行なう際の姿勢や表情などで、

「売れる接客、お客さまから愛される接客を目指すのであれば、自分なりの接客を行なわないこと」

と話す南雲氏は続けて「人と触れ合う美容師には、お客さまと会う前の準備、

シャンプーの際にお客さまに触れる準備などの心構えが必要」ともしている。

そして、サロンで立っている際、意識はどこにあるのか? 南雲氏はそのように受講生に問いかけると

「おヘソの下にある丹田(たんでん)、ウエストから太股の付け根に力を入れて、けんこう骨を少ししめる。

これが接客を行なう際の下準備。立ち方一つにしても、意識したプロの立ち方を行なうのか。

それとも、なにも考えないで立っているのか。

その少しの違いが、売れる接客と売れない接客の差に繋がる」と答えを述べた。


長文になると読みにくいため、ここでは省略させてもらうが、

サロンワーク中の美容師のヘアスタイルについては

「接客業として求められる髪型は、触ることなく仕事に集中できるヘアスタイル。

だから、アップスタイルが適しているのではないか」と述べると

「お金を支払うお客さまに対して敬意を表すのが接客」とも付け加える。


接客を見直すだけでも売上が向上する。

この南雲氏の言葉に対して、妙に納得してしまう今日この頃。