理容師カフェ‐小さな理容室の販促物語‐

家族経営の理容室が日々、行なっているちょっとした宣伝事例を情報共有します。

プロの目線

中小企業診断士さん(以下、畑中っち)と飲んだ時の話。

やはり、想像通り勉強になるお話を多々いただきました。

畑中っちは理美容サロン以外にも、多くの企業のコンサルタントに携わっており、

一つひとつの話の内容に対して奥深さを感じ、同時にまだまだ未熟なオイラであると痛感したのです。


ブランドは改善を繰り返して、はじめて成り立つ。

つまり、プラン・ドゥ・チェックを繰り返し、その積み重ねがブランド化になると言います。

ファッション業界に精通している畑中っちは、具体例を挙げながら説明してくれました。

また、ユニクロが一時低迷した理由としまして「成功すると、企業の基本価値を見失う代表例」と言います。

その話を聞いた時、手軽さが支持され成長したにも関わらず、ファッション志向に進んでしまい、

だから、顧客の流失につながったと理解しました。

なるほど、プロの目はさすがです。

QBハウスの女性客取組の業態開発については、独自の見解としましてギリギリラインとも言います。

つまり、QBハウスとしてブレない経営戦略の限界点スレスレとの事。


企業が坂道を転げ落ちる最大の要因は人、とも語ってくれました。

莫大な資産があっても、内部がゴタゴタしていることで、

一気に瓦解する例は畑中っち自身の体験も交えて話してくれます。


それと、エリア活性化の必要性についても印象深いです。

自店の繁栄だけでなく、商圏を盛り上げるために尽力を尽くすのは、同時に行なう事が重要と述べてくれました。

理美容業界、特に理容業界で盛り上がる話で、業界イメージの向上が先か、各店舗の意識改革が必要か。

ニワトリが先か卵が先か、と言う事ですが、これ、同時に行なうべきと言う話、物凄く共感します。

どちらが先かではなく、経営者になった以上、一緒に行なう事が責務なんですね。


畑中っちとオイラが知っているサロンについて「あのサロン、物凄く感じが良くて、かなりいいですよね」

と言うと「うん。でもね、改善個所があって、それは経営者も感じているよ」とサラリと返ってきます。

さすがです。

オイラ、表面しか見ていませんでした(汗)。


色々と話すうちに、好きな居酒屋のテイストがオイラと同じ事が判明。

門前仲町の魚三にも出没しているとの事です。

畑中っちとの居酒屋ぶらり旅、今後も楽しみにしています。


色んな人と話すって、本当に勉強になります。