一昨日の飲み会で聞いた話。
理美容師の秋期通信科の人数が確定したらしいのだが、前年対比、数百人減。
ピークの8年前と比べて約半数にまで落ち込んでいると言う。
このペースに多大な懸念を抱くのはオイラだけだろうか。
ピーク時の数字が多すぎた、少子化の影響と言う意見もあるかもしれないが、
決して楽観できない状況であると思う。
ちょっと前には、こんな話も聞こえてくる。
理美容業界以外の企業が、美容学校に求人をかけるケースが増えつつある、と。
サービス業などでは大学生だけでは求人者数を満たせなく、
とは言えシステム関係の専門学校生では業界が全然違う。
となれば、接客と言う共通点から美容学校に求人をかける。
このような流れが形成されつつあるという。
昨晩の話に戻す。
最近の美容学校では、モンスターペアレントに頭を抱えるケースも増えてきていると言う。
途中退学した生徒の親が、学校に対して学費の返還を求める事なのだろうか、
詳細は窺い知れないが、要は理美容学校で今、変化が生まれている事は事実だ。
高校生を対象にした説明会では、圧倒的に入学生が少ない理容科の職員には真剣さを感じるが、
美容科の職員には、どこか隙があるというか、理容科に比べると緊張感が少なくうつる、と言う声も聞こえた。
ブームの頃が幻想だったのか。
それとも、現状こそが理美容業の本来の姿なのか。
そして、今後、理美容業界はどうなるのだろうか。
そんな事を感じた。
では。