理容師カフェ‐小さな理容室の販促物語‐

家族経営の理容室が日々、行なっているちょっとした宣伝事例を情報共有します。

ヘアサロン開業と助成金

ヘアサロン出店、もしくはスタッフの新規雇用に際しては多くの助成金が適用するケースがある。

タカラベルモント株式会社では年間を通じて開業セミナー2007を開催しており、

10月23日には各種助成金の活用セミナーを行ない、取材させていただいた。

講師は特定社会保険労務士の中島康之氏が担当し、開業に役立つ助成金をテーマとした。


労働保険、助成金を受けるための注意点、創業にかかる助成金

中小企業庁の創業支援(融資)などがおもなな内容。

労働保険は労災保険雇用保険から成り立つことを説明すると

「労働保険の保険料は賃金総額の1000分の4。賃金が18万円の場合、

180、000×4.5÷1000なので810円となり全額事業主負担となる。

雇用保険の被保険者負担(受け取り側)は1000分の6、賃金が18万円の場合、

180、000×6÷1000なので1、080円だが事業主が立て替えて一括で支払い、

その後、毎月、被保険者から徴収する。

一方、事業主負担は1000分の9となり、賃金が18万円の場合は

180、000×9÷1000なので1620円。

同賃金で想定すると1年間の保険料(労災保険雇用保険)は29、160円になる。

ただし、賞与にも保険料が必要」と話す。


また、創業にかかる経費の3分の1(上限200万円)が受け取れる受給資格者創業支援助成金について、

受給資格や手続きの流れ、注意点などが説明された。

スタッフ雇用や創業融資についても解説があったのだが、

長文になってしまうので、ここでは省略させていただくが

「行政は活用して欲しいと考えているが、存在そのものを知らない受給者が多い。

高額なので受給して活用して欲しい」と語る。


助成金は勉強してみると、案外身近なものである事を再確認した。

では。