理容師カフェ‐小さな理容室の販促物語‐

家族経営の理容室が日々、行なっているちょっとした宣伝事例を情報共有します。

情報を発信すると言う事

本日、弊誌サロンオーナーの企画で、オイラが全く知らないサロンに行き、お客として髪を切ってもらった。

第三回になる今回は、地元のヘアサロンがテーマ。

正直、サロン選びには難航を極め、少々、うんざりした。

その過程は書くと長くなり、読みにくくなるので割愛させていただくが、とある一軒のサロンに入った。

地元の情報サイトで「気軽に入れる雰囲気」と書いてあり入店したら、やはりカジュアルな感じであった。


カット中、地元のショップなどの情報を色々と聞いたのだが、想像以上に親切に教えてくれた。

「えっ! あの店ってそうなの?」「あの人が、この周辺一帯の大地主なんだ」

「そんな所に、美味しい居酒屋があったんだ」「そー言えば、この町には銀行ないよね」

そんな話で盛り上がっていたのだが、しばらくすると、ある事に気が付いた。


物凄く貴重な情報にも関わらず、外に対して一切発信していないのだ。


確かに、そのサロンのスタッフたちには、極々普通な情報かもしれないが、

知らない人は多い。と言うか、お客さんは知らない事ばかり。

であれば、まだ来店していない潜在顧客に対して、なぜ情報発信を行なわないのか、非常に疑問を抱いた。

周辺一帯に5店舗経営をしているにも関わらず、HPもない。ブログもない。

非常にもったいない気がしたのは、オイラだけだろうか。


店頭に置いてあるメニューとプライス表記に関しても、誤解を生みやすい形となっており、

地域密着と言う強みを活かしていない経営方法である事が窺い知れた。


夜遅く帰宅する際、そのサロンの前を通ると、トレーニングなどでスタッフが居残っている光景を目の当たりにするが、

ネットや店頭で、情報を発信する必要性について、もう少しミーティングを重ねる必要もあると考える。

良いモノがあるだけに、非常にもったいない気がした。


色んなサロンに行くと、色んな事が学べる。

そんな事を痛感した。

では。