昨日は、開業セミナー2007 公認会計士によるサロン経営指標相談会を取材した。
同セミナーは年間を通じて開催されており、5回目の今回は、
山口真導アカウンタックス株式会社代表を講師に招き、数字の読み方を中心とした内容となった。
「ヘアサロンを独立開業する際、融資がポイントとなる。
そこでは、事業計画書の内容を的確に説明することができるのか。実現可能なのか。
そして、経営者自身の生活資金が存在するのか。この3点が重要となる」
と説明する山口氏は「特に、金融機関の融資担当者は経営者の生活資金に着目している。
これはつまり、経営者が生活できない事業計画では、借入金の返済は不可能と読みとれる」と付け加える。
なるほど。
経営者が食べる事すら困ってしまった状況下では、借入金の返済は後回しになってしまう。
返済が滞ってしまうと言う事だ。
融資担当者は、それを嫌う。
得てして、融資が下りない事業計画書に共通している事は、
売上から計算して、最後に経営者の生活資金を考えると言う発想だ。
しかし、生活資金がいくら必要で、返済金額や納税額はいくら。
であれば、利益がいくら必要で、最終的には売上がいくらになるのか。
そのように計算する事が望ましいと、山口講師は語る。
その他、数字をビジュアル的に見るストラック表、変額費や固定費、
資金と使い先のバランスなどの説明もあり、非常に勉強になったが、
長文になると読み難くなるため、ここでは割愛させていただく。
兎にも角にも、数字に弱いオイラでも理解でき、そして勉強になった。
では。